おっとりした平安美人の姫君 源倫子(黒木華さん)、「源氏物語」のヒロイン、紫の上を方鬱とさせる。まひろとの間で悩まないことを願います

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK(オリコン)

『光る君へ』を観ていると、
『源氏物語』が重なってくることがある。

前回も、藤原道長(柄本佑さん)、藤原公任(町田啓太さん)、藤原斉信(金田哲さん)3人が和歌を広げて楽しんでるシーンは、まるで「帚木」の雨夜の品定めのようだった。 –

画像はシネマトゥディからお借りしました

黒木華さんの倫子を見ていると、
その優しさとか、はんなりした雰囲気が、
なんたなく「源氏物語」のヒロイン紫の上に似ているような気がする。

ほんの幼い頃、さらわれるようにして源氏の邸に連れてこられた紫の上。
そのあどけなさや可憐さに、ぐっときた人も多いだろう。

けれど、源氏の浮気に苦しめられ、

ついには恋愛相手の子を母代りに育てることになる。

この明石の姫君を慈しむ中で、彼女自身が成長し、
一族を支えて邸を守り、源氏にも、まるで母のような寛容で接することになる。

ここには紫の上のやさしさを表すと同時に、苦みもある。

倫子姫は、高貴な身分ではあるけれど、やはり道長の浮気(?)に苦しめられつつ、一家の主婦として一族の繁栄をささえるようになるのだろうか。
このあたり、倫子とかぶるような気がする。
源倫子のおっとりした雰囲気や、穏やかな人柄も紫の上と似ている。

上に兄たちがいて出世の望み薄だった道長が、
大出世を遂げたのは、源倫子のお陰もあるという。

道長にも数多い妻がいた。
願わくばそれによって、おっとりした倫子姫があまり苦しみませんように。

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

関連ブログもありますので、目を通していただけましたら幸いです。

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光る君へ 清少納言(ファーストサマーウイカさん)初登場。

☆源氏物語「紅葉賀」罪におののく藤壺女御/一方、好色な老女官 源の典侍にはモデルがいた 宮廷スキャンダルに?

「私の父が高貴な身分なのを忘れたの?」と笑っていえる倫子(黒木華さん)がこわい・・・そしてまひろ(吉高由里子さん)は五節の舞姫に。

陪膳の女房たちに嫌われてしゅんとしている秋山竜次さん実資が可愛い。名門プレイボーイ藤原公任(町田啓太さん)も素敵でしたね

☆光る君へ やさしくて包容力のある木村皐誠さんの三郎(後の藤原道長) 。 柄本佑さんにも雰囲気が似ている

☆「この世をば・・・」のせいで藤原道長は偉そうなイメージがあるが、柄本佑さんなら一寸やんちゃで深みのある魅力的な道長になりそう。

☆高畑充希さん、ヴィヴィッドで魅力たっぷりの藤原定子になるだろう。見上愛さんの彰子も楽しみ 内気で健気な少女がやがて強い女性に

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