#光る君へ 「私の父が高貴な身分なのを忘れたの?」と笑っていえる倫子(黒木華さん)がこわい・・・そしてまひろ(吉高由里子さん)は五節の舞姫に。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
「わたくしの父が高貴な身分なのを忘れたの」と笑っていえる倫子がこわい・・・そしてまひろは五節の舞姫に
大河「光る君へ」第4話「五節の舞姫」
五節の舞、美しい
まひろ(吉高由里子さん)は、倫子(黒木華さん)に頼まれて、花山天皇(本郷奏多さん)の即位の際に披露される「五節の舞」の舞姫をすることになりました
頼まれたといっても、相手は格上の姫君、もちろん断れるわけがありません。
いつぞやは微笑みながら、「まひろさんは、わたくしの父が高貴な身分なのを忘れたの」といってましたが、この言葉ゾクッときました。
いつか怖い姫君に変身するのでは・・・、優しい言葉の裏に棘を隠してるのでは・・・など倫子が口を開く度にハラハラします。
黒木華さん倫子の存在感。やはり、ただ者ではないですね(^^;)
吉高由里子さんは、五節の舞姫の衣装がほんとうによくお似合いでした。セットも幻想的で素敵でしたね。
遠くから撮ったところ、上から撮影したところなど、いろいろな角度で楽しませてくれました。
まひろの美しさが際立っていましたね!居眠りしていた道長(柄本佑さん)、ここはしっかりと目を開けて見てやってほしかった・・・。笑
詮子の怒りが爆発
円融天皇(坂東巳之助さん)が、激しく詮子(吉田羊さん)を罵るシーンも印象的でした。天皇は詮子の一族に毒をもられたと疑っています。
物を投げつけられ血を流してもがまんする詮子(吉田羊さん)、この耐える演技が凄い!
きっと、帝を本当に愛していたのでしょう。仲睦まじく寄り添っていたかったのでしょう。それがついに叶わなかった。誤解される悔しさが表情にも体全体にも表われていました。
そこまで嫌われていたのかどうか・・・まあ、わたくし的には、
何も、そこまでいじめなくても―
と思いましたがね。涙;
怒って怒鳴りこんで来た詮子にも、父の藤原兼家(段田安則さん)は、
「まあ、落ち着いて、薬でも飲みなさい」
みたいに、一向に動じる気配なし。
かえってその後、父は3兄弟を結束させ自分の企みに加担させようとするのです。
思い悩む道長(柄本佑さん)。今後どのような道を選ぶのか。
江本さん道長はボーッとしているようでおおらかで、大きな人という感じ。新しい道長のイメージをつくっている気がします。
今後ますます期待したいですね。
悪いけれど魅力ある夫、兼家
ところで兼家といえば「蜻蛉日記」の作者 「右大将道綱の母」のあの悪名高き夫です。
道綱の母といえば、百人一首の和歌でも有名ですね。
なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる
このため息の出てきそうな和歌は、兼家に向けて投げつけられたものなのか・・・。そう思えば兼家への人間的興味が一段と湧いてきます。
兼家が、他の女性のもとに行ってしまった。
眠れないでいると明け方ころ、ドンドンと戸をたたく音がする。道綱の母は、開けさせない。仕方なく帰る兼家。
しばらくして、「訪ねたんだけど、開けてくれないからガッカリして帰ったよ」
みたいな和歌を送りつけてくる。とにかく大胆で、人を食っていて、悪者、そして魅力的な男、それが兼家なのです。
「光る君へ」では、豪華な衣装や、平安期の風俗を楽しめますが、さらに優雅な貴族社会に渦巻く権謀術策や、どろどろした人間模様を観察できるのも作品の醍醐味といえます。
そしてもう一つの楽しみは、紫式部がどういう切っ掛けで、いつ源氏物語を書き始めるかですね。今後の展開が楽しみです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも関連ブログ書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
~~ ◇ ~~ ◇ ~~ ◇ ~~
☆源氏物語「紅葉賀」罪におののく藤壺女御/一方、好色な老女官 源の典侍にはモデルがいた 宮廷スキャンダルに?
☆おっとりした平安美人の姫君 源倫子(黒木華さん)、「源氏物語」のヒロイン、紫の上を方鬱とさせる。まひろとの間で悩まないことを願います
☆陪膳の女房たちに嫌われてしゅんとしている秋山竜次さん実資が可愛い。名門プレイボーイ藤原公任(町田啓太さん)も素敵でしたね
☆光る君へ やさしくて包容力のある木村皐誠さんの三郎(後の藤原道長) 。 柄本佑さんにも雰囲気が似ている
☆「この世をば・・・」のせいで藤原道長は偉そうなイメージがあるが、柄本佑さんなら一寸やんちゃで深みのある魅力的な道長になりそう。
☆高畑充希さん、ヴィヴィッドで魅力たっぷりの藤原定子になるだろう。見上愛さんの彰子も楽しみ 内気で健気な少女がやがて強い女性に