フィギュアスケートの羽生結弦選手は、才能だけでなく努力も並外れている
全日本フィギュアでの羽生結弦選手、素晴らしかったですね。2年連続6度目の優勝。そして3連勝がかかる北京五輪の代表に決定。4回転半へのチャレンジも成功かと思えるほどでした。
そして集中力、すごい高さのジャンプ、早いテンポの音楽に合わせたシャープで切れのある動き。どれをとっても並み大抵ではありません。
脚のけがも感知してなく痛み止めをつかっての出場だといいます。
すごい才能の持ち主。払う努力も並み大抵のものではないでしょう。
けれどその努力さえ、すがすがしく見せてしまうところが羽生選手のすごさだと思います。
才能とは
よく「才能をのばそう」とか「個性を育もう」といいますが、その人の成功にとって才能の部分はどれくらいあるのでしょうか。先日、ユタ・ヒップという女性ピアニストのことをブログに書きました。
繊細な音色でジャズを奏でる才能あるピアニストです。
けれど30代前半で突然演奏をやめ、ヨーロッパに帰ってしまいました。もうちょっとニューヨークでがんばって続けていればと思います。どんなすごいピアニストになったかと残念でなりません。
しぶとさと胆力
芸術の世界で長く続けていくには才能だけでなく、同時にしぶとさや、あきらめの悪さ、強さ、胆力、そんなものが必要なのかもしれません。そして気持ちの強い人、胆力のある人が最後に勝つように思います。そういう人が力を伸ばし、ずっと先にあるゴールにたどり着けるのではないでしょうか。
学問や、会社勤めでもそれはきっと同じでしょう。コツコツ積み上げていく辛抱強さ、嫌われるくらいのしぶとさ、諦めの悪さ。たとえみっともなくてもやり続ける勇気。
そんなものが大事だと気づくのは、社会人になってから大分たってからのことです。
私たちはいい子になりなさい、素直になりなさいと口癖のように子供にいいます。従順さを要求しているわけです。素直な子が親や教師にも受けがいいですからね。けれどそれだけでは切り開いていけない。
そろそろ図々しいくらいのしぶとさ、強さ、そんなものを子供に身につけさせることを考えた方がいいんじゃないかと、最近つくづく思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけたら幸いです。
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