「この世をば・・・」のせいで藤原道長は偉そうなイメージがあるが、柄本佑さんなら一寸やんちゃで野性味があって賢い魅力的な道長になりそう。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
「この世をば・・・」のせいで藤原道長は偉そうなイメージがあるが、柄本佑さんなら一寸やんちゃで野性味があって賢い魅力的な道長になりそう。
この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば
この和歌のイメージもあって藤原道長は、わがままで権威主義的な人物とのイメージをもたれるが、ほんとうにそうかな、という思いはあった。きっと実際の道長は、賢く、思慮深くて、チャンスが来るまでじっと待っていられるすごい胆力の持主なのだろう。
それを、「光る君へ」では、柄本佑さんが演じられる。
柄本佑さんなら、一寸やんちゃで、野性味があって、賢いとても魅力的な道長になりそう。
ということで、これはとても楽しみである。
紫式部(まひろ)の吉高由里子さんとの相性も良さそうですね。吉高さんは端正な美人で着物がよくお似合いなのは「花子とアン」のときに立証済だ。
第1話では幼い頃のふたりの出会いが描かれるらしい。やはりそうくるかと思いました。
昨年京都に旅行し、紫式部の邸跡とされる廬山寺にもいったが、邸は、いまの京都御所に近くにあり、道長の邸もそう離れてはいないので、実際のところ、幼いころにふたりが出会っていた可能性はなきにしもあらず。
道長と紫式部の関係は
後の、「源氏物語」の執筆では、その頃は貴重だった紙の提供から、宮廷生活の数々のエピソードなど、道長が語った部分もかなりあるのではないかと思うので、ふたりのこれからの絡みがとても楽しみだ。
「輝く日の宮」
ところで、「源氏物語」にはもともと「輝く日の宮」という巻があったのでは・・・? という説があります。ここでは、藤壺と光源氏との逢瀬が描かれているだろう、という予想です。
丸谷才一の小説、「輝く日の宮」では、このあたりをミステリータッチで描いています。
「輝く日の宮」の帖を紫式部から預かった道長は、それを彼女の目の前で燃やしてしまいます。
そして「ない方が趣が出る。想像できるから・・・」というようなことを紫式部に言うのです。
まるでプロデューサー気取りの道長殿。笑 いや、ほんとにそうだったのかも。
なんとなく、うなずく紫式部。
本当のところどうなんでしょう。実際にこの帖があったのかどうか・・・。
それにしても「ないほうがいい」というこの言葉、けっこう心に残ります。
いつもついつい、余計なことばかり書いてしまうので・・・冷汗;
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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