蔦重の耕書堂で才能を開花させていった恋川春町、北尾正演(まさのぶ、山東京伝)。京伝は質屋の息子さんで、のちに始める京伝煙草屋は銀座一丁目にあった
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6月8日に放送された第22回大河べらぼう、
前回、
鶴屋から出された北尾正演(古川雄大さん、まさのぶ、山東京伝)の戯作本を、
南畝先生が絶賛。

そんなわけで、恋川春町(岡山天音さん)として、おもしろくありません。
しかも、次に何を書いたら良いかまったく浮かびません。完全なスランプ状態です。
才能の枯渇か・・・(__;)
前回暴走したのは、この辺の不安もあったのかも知れませんね。
そんな春町に、「新作を」と粘る蔦重氏。
けれど「筆を折る」と言い張り、どうしても応じない春町先生。

「俺の言い方が悪かったか・・・」(蔦重)
「おれは春町先生の絵が好きです」
と、褒めて伸ばすタイプの歌麿。
そこに、「皮肉屋の恋川春町」の言葉が・・・。
そうきたか、とひらめく蔦重‼
そんなやり取りのあと、吹っ切れる春町。
すると、こだわりをなくしたからか、
おもしろいことをどんどん見つけていきます。
ちょっと、ふっ切れすぎるシーンもありました・・・(__;)
それにしても、春町先生始め、まだまだ凄い才能が目白押しのようです。
人の天分を発見する蔦重凄いですね!
人の才能を見つける蔦重こそ、真の天才なのかも知れません。
これからますます楽しみです。
ところで、ライバル視された正演(まさのぶ)ですが、
この後も、山東京伝の名で次々と作品を制作していきます。
また山東京伝は多才の人で、のちに煙草屋なども始めたりします。

場所は銀座一丁目とのことです。
こちらのサイトでは、地図も掲載されているのでご覧下さい。
山東京伝が住んだ京橋銀座一丁目
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
☆大河べらぼうの新たな登場人物が発表されました。この中の恋川春町(岡山天音さん)には権力を風刺し、書きすぎた者の悲哀を感じます。「京伝店の烟草入れ」(井上ひさし 講談社文芸文庫)にもくわしく
☆いよいよ、山東京伝(古川雄大さん)が登場。戯作者として人気の出ていた京伝は、吉原などで蔦重(横浜流星さん)と知り合い、大ヒット作『江戸生艶気樺焼』を産むことに