陪膳の女房たちに嫌われてしゅんとしている秋山竜次さん実資が可愛い。名門プレイボーイ藤原公任(町田啓太さん)も素敵でしたね
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画像はまんたんウェブからお借りしました
大河ドラマ『光る君へ』、
藤原実資役のロバート秋山竜次が登場した。
ロバート秋山竜次さんの藤原実資、どうなるかと思っていましたが面白いですね。有職故実に詳しく、当代きってのインテリで実務家。
道長にとっても無視できない人物だ。
だから、秋山さんの配役にびっくりしたのだが、だんだん実資があまりにも板に付いてきて、出てくるとついつい注目してしまう。
前回、帝の容体が一向に回復しないのを心配し、怪しんで台所にまで調査に行く。
その後、
「あたしたちを疑ってるの」
と、女性たちに嫌われてシュンとしている実資が実に可愛い。あ、意外にいい人だったか・・・。
実資は、もともとは藤原の主流だったのだが、娘を中宮にしてお子を・・・という流れに乗れず、やや勢いがない状態。
今後、道長を立てる立場だが、批判精神も持ち続ける。実資の日記「小右記」は貴重な資料で、道長のことも書いている。
あの有名な(悪名高い)、「この世をば・・・」の和歌が記されているのもこの日記の中。記録として正確に記そうとしたのか、悪意があったのか、それは分かりません。
「紫式部日記」の中の実資と公任
後のことだが、若宮(一条天皇の皇子、母は道長の娘彰子)の「五十日の祝い」の際、道長邸はどんちゃん騒ぎになった。
実資は、そんな中も、女房たちがド派手になりすぎていないか、女房たちの袖口からのぞく衣の枚数を冷静に数えていたそうです。恐るべし実資。
ところで、この日、藤原公任(町田啓太さん)ものぼせてフラフラと紫式部のいるあたりにくると、「このあたりに若紫はおりませんか」
など、御簾をあげて騒いでいたという。
「光源氏がいないのに、なんで若紫がいるわけ?」
と、応えてやらなかった紫式部も、かなり意地悪である。
だが実は、二人は恋人同士だったという説もある。
よくは知らないが・・・。
町田啓太さんの藤原公任も、平安時代の貴公子そのまま。
道長(柄本佑さん)とつるんだり、貴公子対決したり(笑)が、ますます楽しみですね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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