ワールドカップサッカー、モロッコのベスト4入りは凄い快挙!/ 脈路なく、花組公演「マラケシュ・紅の墓標」を思い出す

2022.12.15 読売新聞朝刊

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

ワールドカップでモロッコが大活躍していた。準決勝でフランスに2-0で敗れはしたものの、アフリカ勢のベスト4入りは凄い快挙ですね。

モロッコはアフリカ大陸の北にあり、ジブラルタル海峡を挟んでスペインも目と鼻の先。そんな地理的状況のため、昔からヨーロッパとアラブの文化が交流し混じり合ってきたとのこと。

ところで、モロッコにはマラケシュという街があるのをご存じですか。
古くからの交易の場所として栄えていて、スーク(市場)には多くの人や物が集まり一種独特のエキゾチックな雰囲気をつくり出している。

花組公演「マラケシュ・紅の墓標」

それで思い出したのが宝塚花組公演「マラケシュ・紅の墓標」です。長女さんが、花組に配属されて間もなくこの演目がありました。
マラケシュ、と聞いただけでエキゾチックな雰囲気いっぱいの街を連想します。

2005年5.27-7.3 東京宝塚公演チラシから

たしか、幕が開くとすぐそこはマラケシュのスーク(市場)。異国情緒たっぷりの店が並び、買い物客らが行き来していた気がする。

当時の花組トップは、春野寿美礼さん。
パリからマラケシュに流れ着いてきた、一寸陰のある謎に満ちた人物でした。詐欺師だったか・・・? なんにしても春野寿美礼さんは、こんな謎に満ちた繊細な人物の役がピタリとはまる。

相手娘役は、ふづき美世さん、ほかに樹里咲穂さん、彩吹真央さん、蘭寿とむさんら懐かしい花組の皆さんがそこに絡む。

マラケシュを舞台にかつての愛憎や罪、過去と現在が入り交じってドラマが展開する。今にして思えば春野さんの美しい歌声をはじめなんて贅沢な舞台だったか。また同時に、砂漠とマラケシュの街の印象が強く心に残った。

多摩市に、新人公演のパンフをぱらぱらとめくると・・・そうか、ベドウィン男。

ベドウィン(砂漠の遊牧民?)と言えば、「イギリス人の患者」が記憶に残る。砂漠で負傷し苦しんでいた主人公をベドウィンが救出し、砂の上を引きずるようにして彼らのもおてぇ連れて行ってくれたのだ。混濁した意識の中、砂の上を運ばれていくところの記述がすごい。
こちらもぜひ読んでみてください。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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