アイスランドが舞台の「好きにならずにいられない」を又吉直樹さんが絶賛。主人公は43歳、独身、実家暮らしの大男
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
アイスランドが舞台の映画、『好きにならずにいられない』(2016年の上映)を、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんが、「開始5分で100%面白いと確信した!」と絶賛していたので、アマゾンプライムで観てみました。
1時間半ぐらいの映画でそんなに長くないんです。
43歳の実家暮らしの太った男性。
飛行場で荷物を運んだりする仕事をしてるのですが、自身は一度も海外旅行の経験がありません。異性と付き合ったこともない。
趣味は、戦争のミニチュアを作って、卓球台くらいの台の上でゲームをして楽しむことくらい。
職場では同僚にいじめられ、からかわれたり、浴槽で水をかけられたり。さんざんです。でも怒らない。すごくやさしい。
ある日、アパートの階段で座っていた女の子に話しかけられる。
ここの受け答えがすごくいいんですね。
それからちょくちょく遊びに来るようになって、フーシが車で出かけようとすると、乗せてと言われて乗せてやる。けれど一寸走って戻ってくると、アパートの前に父親と警官が待っていて、誤解されて尋問される。
でもやはり怒ったり、叫んだりしない。一寸悲しそうな、困ったような顔をするだけ。耐えてるのか、心の中に全部入れてしまえるのか、わからない。その顔がとても魅力がある。
まあ言ってみれば、大男の天使みたいなんです。
ダンス教室で知り合った女性
それからダンス教室で知り合った女性がいて、一緒にご飯を食べに行ったり、女性が具合が悪くなると、献身的にささえるんですね。食事をつくってドアの前に置いてあげたり。やさしすぎるくらいやさしいんですね。
それからフーシは、初めて予約して、女性と海外旅行に行こうとする。女性はどうしたいのかわからない。
最後のシーンも印象的です。前と同じスーシなのに、表情が変わっていた。また、なんだろうこの表情はと思った。
日本では、多分、このやさしすぎる人を主人公にはしないでしょう。でも、フーシを見ていると、私たちが忘れてしまった本当のやさしさやナイーブさって、こうなのだと改めて思い、感動しました。
ぜひ観てみてください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
11月24日の報道ステーションに12歳の天才少女ヴァイオリニストHIMARI(吉村妃鞠)さんが出演。「人を幸せにできる音楽家になりたい・・・」 花を一輪差し出し「おなごの幸せは男に・・・」と説く半蔵。その花をいきなりガブリと口にして「ころすぞ」とつぶやく女大鼠。また今回ひたむきな瀬名の表情が切ない。 草彅剛さん慶喜、悲劇の将軍の複雑な胸中をこれほど表現してくれるとは・・・ 吉高由里子さん主演の #光る君へ いよいよ清少納言(ファーストサマーウイカさん)も登場。 平安時代、女性は本当に弱かった? 辛辣な悪口も多い女性作家たち・・・。 「青天を衝け」ついに千代さんがなくなってしまった。悲しむ渋沢栄一。来週は慶喜公も登場か・・・
コメントを残す