「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」ハロウィーンの夜女主の古い邸で開かれた降霊会。女流作家に求められしぶしぶ立ち会うポアロだったが・・・。

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画像は 映画.COM からお借りしました

「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」ハロウィーンの夜女主の古い邸で開かれた降霊会。女流作家に求められしぶしぶ立ち会うポアロだったが・・・。

年末の掃除の合間に、一寸サボりたくなって、アマゾンプライムで映画を観たりしている。

今日ついつい最後まで観てしまったのが「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」。
名探偵エルキュール・ポアロは、すでに探偵稼業を引退し、水の都ベネチアアニ暮らしている。そこに、事件が持ち込まれる。

ハロウィーンの夜に、降霊会が開かれるという。そこに立ち会ってほしいと、知り合いの女性作家に頼まれる。「そんなものは信じない」と思いながらも懇願されて、子供の幽霊が出るという噂の古い邸に出かける。

邸の女主人は数年前に最愛の娘を亡くし、娘とどうしても話したいという。やがて、女性霊媒師も現われて・・・。暗い夜の邸内で起こる殺人事件。名探偵ポアロさえも混乱しきっているように見える。邸から逃れようにも、窓の外は運河で、大雨の中通ってくるゴンドラもない。

そして、やがてとんでもない結末がポアロによって明らかになる。歳をとったとは言え、アガサ・クリスティの生み出した名探偵エルキュール・ポアロの頭脳はまだまだ健在だ。

怪奇趣味が濃厚な作品。ゴシック小説のファンにもたまらない作品でしょう。
水上都市ベネチアの情感をそそる映像も美しく魅力たっぷり。

また、終わり近くにポアロが放ったた言葉「人は己の亡霊からは逃れられない」も心に突き刺さる。これは、人はみんな「自分の過去の諸々を、幽霊のように背中に引っつけて歩いているんだ」ということか。そう思えば、年越しの今、過去を省みつつ、新年からさらに自分磨きをせねば・・・という気持ちになります。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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