朗読にいい話ありますか? 谷川俊太郎の詩集「世間知ラズ」、宮澤賢治「よだかの星」、鴨長明「方丈記」の冒頭くらいしか思いつかない。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

友人に箏の名人がいる。
日本の楽器だけれど、ジャズのベースのような凄い演奏もされる。またコンサートでは、男性による朗読とのコラボも毎回楽しみだ。
「ごんぎつね」や 詩など、間に箏の合いの手を入れながら、落ち着いた男子枝の声のが入る朗読はとても雰囲気が出て盛り上がる。
その友達から数日前、電話で相談された。
「朗読するのにいい話ないかしら」というもの。
「ごんぎつねがいい」
「でも新しい何かもしたいの」
というわけで、いろいろ考えてはみたもののなかなか浮かんでこない。本棚のあたりを見ていてふと浮かんだのがこのふたつだ。
谷川俊太郎の詩集「世間知ラズ」。この中の「もっと滲んで」という詩が好きだ。
もっと滲んで
そんなに笑いながら喋らないでほしいなとぼくは思う
・・・・・・・・・・・・・・・
昔おまえはもっと滲んでいたよ
雨降りの午後なんかぼうっとかすんでいた
分からないことがいっぱいあるってことがよく分かった
・・・・・・・・・・・・・・・
と、こういう詩ですが、まだまだ長いです。
「もっと滲んで」前にも紹介しているので、ぜひこちらを見てください。
よだかの星
もうひとつは、宮澤賢治の「よだかの星」。
「よだかは、実にみにくい鳥です」
という衝撃的なことばで始まるお話だ。
よだかは自分の醜さに苦しみほかの鳥たちにいじめられ、最後は天にのぼって青い炎の星になって燃えつづけるというもの。
いじめや意地悪はあるし、子どもに聞くには少々哀しすぎる話かもしれません。むしろ大人が聞いて、その深い意味をしみじみと味わえる作品かもしれません。
最後のところ泣けますね。
なぜ宮沢賢治は、死に繋がるつらい話をこうも美しく書くのでしょうか。ぱっと燃え上がるマッチの炎のようにはかなく美しい話ばかり。本当に謎です。
最愛の妹を病気で早くに亡くしたことも関係するかも知れませんね。
賢治がどういう気持ちで生きていたでしょう。
そんな賢治の作品に朗読で触れてみたい気もしますがいかんせん少々長いようです。鴨長明の「方丈記」の冒頭などもいいですね。
朗読によい作品があればぜひお知らせください。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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