「花の宴」の夜にさまよい出てきた魅力的なお姫さま 朧月夜。写真は昨年の京都御苑の桜です

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

京都御苑ではもう桜が咲き始めているでしょうか。

これは昨年の京都御苑の桜です。京都の桜はやはりどこかゆかしく華やかに見えます。昨年は行きたかったのですが、行けないでいたら、京都で働いている次男さんが写真を撮って送ってくれました。

桜といえば、「源氏物語」でも、満開の桜のころに紫宸殿で「花の宴」が開かれました。その桜の下で、源氏が見事な舞を披露し人々の喝采を浴びました。

そしてその夜、朧月夜との出会いがあって、そこから源氏の運命が変わっていくという展開になります。やはり桜には妖しい力があるようですね。

今年はなんとかと思いつつ、地元でもこの時季イベントがあってちょっと難しそうです。

ところでその朧月夜ですが、今の女性に訊くと、「源氏物語」の女性の中で朧月夜が好きという方が多いそうです。あの意地悪な弘徽殿の女御の妹なのですが。笑

たしかに、人々の寝静まった中、月明かりに照らされながら、
「朧月夜ににるものぞなき~」
などと口ずさみながら、ふらふらと歩いてくるお姫さまがいたら、これはとても魅力的ですよね。

私はついつい今のお金持ちのお嬢さまを連想してしまいますが。笑
 それにしても、美しく潔い性格で光源氏にも朱雀帝にも愛されたチャーミングな女性です。

こんな素敵なシーンが、「光る君へ」にも登場するのではないかと楽しみにしています。

「花の宴」が開かれたとされる紫宸殿

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。


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