光る君へ、娘の賢子ちゃんも、生まれて幸せいっぱいのまひろ(紫式部)一家。親子3人でつかの間、月を愛でる姿が美しい。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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光る君へ、
娘の賢子ちゃんも、生まれて、幸せいっぱいのまひろ(紫式部)一家・・・。

と思っていたら、思いがけなく北の方からの使いがあり、宣孝(佐々木蔵之介さん)の死を知らされる。悲しむまひろ(吉高由里子さん)。

そんな悲しみを紛らわすために『源氏物語』を書いたのでしょうか。

だいたい宣孝はいつも、おまえには文才がある、と言ってましたし・・・。
また、少し前、賢子に日本最古の物語、『竹取物語』を読んでやっていたのもミソですね。

きっとあれくらい途方もない、凄い物語を書きたいと願ったのではないでしょうか。

(「竹取物語」は平安前期ころの作といわれるので、娘に読んでやっていた可能性は大ですね)
賢子ちゃんも漢詩をきかせられるよりは、なんぼかマシですね。笑

また、清少納言(ファーストサマーウイカさん)の『枕草子』を読んで、
「心の裏側にも目を向けて書けば、さらに心に響く作品になるのに・・・わたしなら、ぜったいそうするわ」

と、思ったでしょうか。

理想化か、心の奥底までか

中宮定子(高畑充希さん)を理想化したかった清少納言。人の心の奥の闇まで書いてみたかった紫式部。
その個性の違いが、対照的なふたつの偉大な作品を作ったのですね。

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こんな天才女流作家を(ほかにもたくさん)生み出した平安期は、ほんとうに不思議な時代です。さらに不思議なのは、ある面、背徳的な作品『源氏物語』を、帝から公卿たち、受領の子女たちまでもが受け入れ、夢中で読みふけったことです。

時代によっては明らかに不敬罪?
だって、光源氏と義理の母藤壺との間の不義の皇子が後の帝になるんですよ。

ほんとうに怒りを買わなかったのでしょうか。
それとも紫式部の時代の人々は寛容で、物語を物語として楽しむ心の余裕をお持ちだったのでしょうか。あるいは、今の私たちより、ずっと大人だったのかも知れませんね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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