森から園児たちについてきた汚い野良犬が、幼稚園のアイドル犬になる

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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宜保愛子さんがトレンドになっていたのでひとつ。

昔、娘が通っていた幼稚園でのこと。
子どもたちをしっかり遊ばせてくれる幼稚園で、
よく近くの森に散歩に連れ出してくれた。

娘たちの年長クラスが、森に遊びに行った日のことだ。
森の中に汚い犬がいて、子どもたちになつき、
帰るときにもあとを付いてきて離れない。
ついに園庭にまで入ってきた。

あまりにも汚く不潔なので、園長先生が追い払おうすると、
教室のベランダや窓から子どもたちが顔を出し、

「いぬ、かえー」

「いぬ、かえー」

の、大合唱がわき起こったという。

それで、あまりにも汚かったので、とりあえあず
体をきれいに洗って、病院に連れて行くなどして、
様子をみることにした。

園長先生は宜保愛子さんと親交があったとのこと。
電話で、たまたま犬の話になったとき、見ていたように、
「その黒い犬、大事にした方がいいわよ。きっといいことがあるから」
とおっしゃったそうだ。

その後犬は園長先生によってクロウと名前を付けられ幼稚園のアイドル犬になった。
名前の由来は、森で苦労していたからとのこと。
子供たちにかわいがられ、クロの方でも心得ていて、
各教室に顔を出しては園児たちと遊んだそうだ。

何があっても吠えたりしなかった。
「きっと、子供たちに感謝してるんでしょう」と園長先生。

園バスでは、運転手さんの横に座って
子どもたちのお迎えをした。

その後幼稚園はますます栄え「クロの園バス」も評判だった。
宜保さんの予言が当たったのかはどうかは定かでないが、
「信じること」はきっと、強い効果をもたらすのだろう。

クロはきっと
「犬、かえ—-!」
と叫んでくれた園児たちに、一生恩義を感じていたに違いない。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の今日も思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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