暴風雨が吹き荒れていようと、絶対に約束は守る。というその律儀さが逆に社会に迷惑・・・?
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
2日は、暴風雨の吹き荒れる中外出した。
夕方5時に、歯医者さんに予約を取っていたのだ。
昼過ぎから雨風が強まり、暴風雨のようになった。台風がまだ接近してないはずなのに変だなと思いつつ窓の外を見ては、予約時間を気にしていた。
時間になったのでバスに乗って出かけた。ひとつ手前の停留所で降りて、それからは歩いた。バスの時刻の関係で、そのまま行くと早く着きすぎてしまうからだ。
ところが歯科医院に行ってみると、20分も早めに着いたのに誰も患者さんがいない。白衣を着た先生が奥からひょっこり出てきて、
「ああ、いらしたんですね」
と一寸、意外そうに言った。
え、・・・もしかすると、と思ってきいた。
「休診でしたか。こんな嵐だから」
「いえいえ、そんなことないですよ」と先生。
続けて、
「実は、だいぶ前、山奥の雪の深いところで勤務していたことがあるんです。その時、大雪で70センチも雪が積もった中を、おじいさんの患者さんが予約通りに見えたんですよ。ちょっと驚きましたね」
笑いながらおっしゃる。
「お年寄りは、みんな律儀だからじゃないでしょうか」と私。
「そうですね」
かえりみれば、自分もすでに高齢者。
暴風雨が吹き荒れるなか、予約を違えず来た自分を一寸誇りたくなった。
ほかに患者さんがいなかったぼで、ゆっくり治療していただいた。
やはり雨風の中、行ってよかったな、と思い、ちょっぴり自分を誇りたくなった。
けれど、あとになって他の地域では、増水し死傷者が出たことを知った。
よく考えれば、びゅんびゅん風と雨の吹き付ける中、交通量の多い道路の横を歩いたりしていたわけで、ひとつ間違えれば転倒し事故になっていた可能性すらある。あぶない、あぶない。
年寄りの冷や水と言うが、無理 (無茶) はやはり禁物である。律儀なのもいいが、やはりこういう場合連絡してキャンセルする勇気をもつことも必要かもしれない。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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