昔はストで大学がロックアウトした。今はコロナ禍ほか・・・まるで見知らぬ世界に迷い込んだようです
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
神奈川県では19日、新しく9562人の新型コロナウイルス感染者数が発表されました。やはり多い、と思いますが、前週の金曜日より2857人少なくなっているそうです。
これで10日連続、前の週を下回っているとのこと。少し前から実行再生産数は減っていたようなので、それが陽性者数の減少となってあらわれたのでしょうか。
だといいのですがね。
何もない平穏な時代と思っていたが
私は間もなく70歳になりますが、この世代ほど平和な時代に生きている人々はいない、とずっと思っていました。11年前の3.11が起きるまでは。
私が大学に入ったのは1971年ですが、その3年前には、学生が安田講堂を占拠する東大紛争がありまして、(もちろん私が入ったのは東大ではありません・・・)、その余韻が収まり切らないころでした。
構内には、ペンキでスローガンが書かれた立て看板が並び、校門のそばには、しょっちゅう機動隊の装甲車が停まり機動隊の人が盾をもって立っていたりしました。
間もなく学費値上げ反対運動が起こり、構内ではジグザクデモなどが行われるようになりました。
もちろん入ってみたこともありますが、「○○ハンタイ!」と声を合わせていると妙に一体感がわいてきます。まあ、それも青春といえば青春だったのかもしれないですね
大学がロックアウト
今よくまちでデモをしてる方たちの映像を見ると、けっこう年配の方が多いので、やはりその頃を懐かしく思い出したりもされるのでしょうか。
何にしても昔の学生たちのエネルギーはすごかった。
やがて収集のつかないまま大学はロックアウトされて数ヶ月間授業がなくなり、定期試験もレポート提出の形になりました。
今の大学生もコロナ禍で学校に行けず、ほとんどがリモート学習だったと聞きました。似ているといえば似ているのですが、ストはあくまでも学生が主体なのでそこがちがうのかもしれません。
大学に行けずに、リモートで学び、友人たちと交流できない苦しさもよく聞きました。じっと耐えている学生の皆さんを見ているとなんとも言えない気分になりました。本当にがまん強いし、そんな中で学ぼうとしている学生の皆さんを見ていると、頭がさがります。
私たちは簡単に、○○世代、××世代、と決めつけたりしますが、このコロナの時期に学生生活を送った人たちは、これまでの日本人とはひと味ちがった賢さや、がまん強さをもつ人々になるのかもしれません。なんとか早くコロナ禍が収まり、普通の学生生活を送れるようになるといいですね。
そしてウクライナ侵攻も
そしてこの時代に起ったもうひとつの恐ろしいことは、ウクライナ侵攻でしょう。
再び戦争が起るなんて思ってもいなかったのでびっくりです。人類はもうとっくに、戦争を乗り越えたと思っていたのです。
実は、近代化したのは生活環境だけで、私たち人間は、相変わらず粗野でナイーブなままかもしれませんね。こんな危機を乗り越えて、人々は次のよりよい世界に向かっていけるでしょうか。なんとかそうあってほしい。
それをこの目で確かめたいですが、その前に私の寿命が尽きるかもしれないので、その際には、子や孫世代の皆さんが幸せに暮らせる世の中がくるのを、草葉の陰からそっと見守っていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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