「銀河鉄道の父」をアマプラで観る。役所広司の父政次郎が、菅田将暉の息子 賢治をこよなく愛する物語。末期の妹の「あめゆじゆとてちてけんじや」が悲しい
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「銀河鉄道の父」をアマプラで観る。
前半ほぼ予想通りだなあ、と甘く見ていたら後半でさんざん泣かされた。
裕福な質屋を営む家に玉のような男の子が生まれ、賢治と名付けられる。
父の愛情を一身に受けて成長。やがてその男の子はとんでもない青年になる。
家は継がない、農業学校に行ったかと思うと、
「人工宝石をつくる」と。
そのときの父役所広司の驚きと困惑、怒りを抑えた顔。
それでも可愛い息子なのだ。
「南無妙法蓮華経」と大声で町中を練り歩き、そして出奔。
やがてそんな賢治のもとに電報が届く。
「妹のトシが病気になった」と。
トシの病床にかけつける賢治。そして夢中でつくった物語を語ってきかせる。
「風の又三郎」だった。
そして、映画の最大の悲劇的な場面。いよいよ末期の場面となって、あえぎながら妹は兄にたのむ。
「あめゆじゆとてちてけんじや」
あめゆきをとってきてください。
賢治は雪一面の外に走り出て、雪をかきとり、末期の妹の口に含ませる。
トシは賢治の物語の最大の理解者だった。
その後、農場で土をたがやし、物語をつくり、やがて賢治自身も病魔に襲われ・・・
そんな天才のわが子をこよなく愛し、見守り、息子の才能に感嘆し続けた父の物語。
狂気に近い天才の息子を見守る父の穏やかさ、愛の深さが際立てば、際立つほど悲劇性が高まる。
賢治が亡くなってからも父は息子の作品を信じ、世に出し続けた。
そして今、世界中の人が賢治の作品を愛している。苦しみからやがて光のあふれる天国にいたる、というそんな物語のような気がする。
どんな親にとっても救いになるかも知れない。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
2026-01-09 by
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