2023年の国内の出生数が過去最低の75万人台。今子育てを応援しないと間に合わない!
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
これは、2月28日の読売新聞の朝刊です。
出生数が、8年連続最少・・・。
国立社会保障・人口問題研究所の令和5年4月26日のプレスリリースでも、「総人口は50年後に現在の7割に減少し、65歳以上人口はおよそ4割を占める。」と予想している。
昔、女性の理想の結婚年齢は23歳だった
少子化の原因として、今の人々の晩婚や非婚化があるといわれる。
私が結婚した40年以上前、女性の理想の結婚年齢は約23歳だった。25歳を過ぎるとちょっと焦る感じ。私はかろうじて26歳になる直前だった。
いつ頃からか、女性も結婚よりもまず仕事となった。きっと、私たちの年代の女がそのはしりだったろう。大学生の時の友人はみんな「一生働くわ」といっていた。
男性に望む年収は500万以上
それはともかく、今の女性は多分、30代の初めでも、まだまだ結婚なんて、と思っているだろう。それで35歳ぐらいからぼちぼち婚活を・・・と思われるかもしれないが、たぶん理想の人に出会える確率はかぎりなく低いだろう。
アンケートなどでは、女性が男性に望む年収としてはだいたい500万円以上。
けれど、働く男性で、これだけの収入をえているひとはそう多くない。またもし女性の収入がこのレベルだと、男性にはさらにその上を望む傾向があるようだ。
というわけで、ますます相手は少なくなってしまう。
バブル崩壊の後の1993年から2005年ころ、日本は就職氷河期となって就職難の学生が問題になった。非正規雇用の人が格段に増えて、男性はますます自信をなくし、自分は一生結婚できないと思い込む男性が増えた。
家庭をもって子供を育てるなんて、とんでもない・・・。と、そんなわけで悲しいことに結婚しようとか、結婚いいんじゃない、と思う人が少なくなってしまったのだ。
結婚・子育てには所得を増やすこと
そんな人たちが結婚できるようにするには、雇用を安定させ、所得を増やすしかない。
給与をふやすのは個別の企業のことだから、まず国としてできることは、消費税の減税である。そして社会保険料を大幅に下げること。
そんなことできるわけがない、というのは、目先の小手先のことばかりにとらわれて、一番大事なことから目を逸らしているからだ。
また、「仕事をもたない女性はどうかと思う」とか、「低収入の家庭ほど専業主婦になりたがる」のようにいう識者がいるが、そんな論に振り回される必要はない。
子育て中、無理に働く必要はない。何年かは、ゆったりと子供と向き合うのは得がたい体験だし、子供を育てることの幸せを感じられる。
その間に、わがままだった自分もどれだけ成長し、人間らしく(笑)なれたかわからない。子育てのような、神様があたえてくれた自然の営みを素直に受け入れてみてはどうだろう。そして、社会はそんな若いこれからの人々を懸命に援助すべきだと思う。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。