「光る君へ」紫式部(吉高由里子さん)の十二単が美しい。「光源氏」のストーリーを動かす重要キャラにも注目を!
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
「光る君へ」紫式部(吉高由里子さん)の十二単が美しい。「光源氏」のストーリーを動かす重要キャラにも注目を!
紫式部をモデルにした「光る君へ」が1月7日にスタート。
11月24日には、紫式部(吉高由里子さん)のメインビジュアルが発表されましたが、ストレートの長い髪と十二単(ひとえ)の和装がよくお似合いです。
「花子とアン」のときも、首がほっそりして和服の似合う方だなぁ、と思ってました。
知性的な感じもぴったりですね!
ところで「源氏物語」ですが、つくづく思うのは、この物語は弘徽殿女御がいなければ成立しなかったな、ということです。
光源氏の母親、桐壺の更衣をいじめ抜きますが、その後も、母のいない源氏をちくちくといじめ、源氏が臣籍降下する原因にもなっています。
その後、あれこれあって、「紅葉賀(もみじのが)」で話は一気に新しい局面に向かいます。ここは最も華やかで、かつ、複雑な人間関係を実感させるところですね。
紅葉賀の華やかなシーン
ちょうど紅葉の美しい時季。
桐壺帝が朱雀院に行幸をおこないます。そこで光源氏と頭中将のふたりが、「青海波(せいがいは)」という踊りを披露することに。
けれども行幸に同行できない女性たちもいます。
桐壺帝は、懐妊している藤壺女御にも青海波を見せてやりたくて、試楽(リハーサル)を清涼殿の前庭でおこなうことにしました。
藤壺女御が宿しているのは源氏の子ですが、それは秘密・・・。つまり切羽詰まった苦しい状況下に藤壺女後はありました。
そんな中、いよいよ清涼殿で試楽がはじまります。
頭中将も申し分ないのですが、紅葉の葉を頭にかざして青海波を踊る源氏の素晴らしさ。絶賛の嵐・・・!歌もこの世のものと思えない美しさでした。
皆さん、「素晴らしいわ」「ステキ!」と盛り上がります。
しぶしぶ見ていた弘徽殿女御も思わず感動。けれど素直でないので、
「空から神様が見ていたら、連れて行ってしまうかも・・・」
と意地悪をいうのです。面目躍如ですね!
なぜか、紫式部は弘徽殿女御が出てくると、急に筆が走るようです。笑
後に、弘徽殿の妹との逢瀬がバレて、源氏は明石にいくはめになります。そこで明石君との出会いもあり、ここでも大きくストーリーを展開させてくれています。
こんな風に源氏をいじめて物語を動かす弘徽殿女御。
この方を誕生させた紫式部は本当にすごいですね。
千年前の物語なのに今も私たちの心に直に働きかけてくる「源氏物語」。この物語が日本の文化や人の心にあたえた影響は計り知れないですね。
「光る君」もどんな展開になるのか楽しみです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。