田村淳さん、延命治療をのぞまなかった母の姿から遺書の研究をしようと大学院へ

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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田村淳さんのお母さんは、延命治療を拒否して自然な死を望んだ。その姿から、死を研究したいと慶応大学の大学院に進み「死者との対話」をテーマに研究を続けたという。
この経緯が婦人公論.jpに詳しく書かれている。読んでみると、いずれ迎える自分自身の最期についても考えさせられる内容だった。

看護師だったお母さんは患者さんを看取ったりした体験から、「意識が混濁した中で長く生きたいとは思わない」と考えるようになった。

だから肺がんを患っているとわかったときも、余分な延命処置をしないで、と淳さんら家族に伝え、自然に命が消えていくことを願った。
そして「だれでも必ず死ぬのだから」と、やりたいことをノートに書き留めておいて、ひとつひとつ実行していった。

最後に願ったのは自宅に帰って72歳の誕生日を祝い、田村淳さんの産まれたばかりの次女さんを抱っこすることだったという。

「誕生日当日、僕は妻と2人の娘を連れて、実家に帰りました。『かわいいねぇ』と次女を抱いていた姿はいまでも忘れられません。」と淳さん。お母さんのお気持ちを思い、読んでいて目頭が熱くなった。

お母さんも立派ですが、最後まで自然に暮らし安らかな気持ちでいけるように心配りした淳さんや家族の皆さんのやさしさが心に残った。

そしてお母さんに年齢の近いわたしも、どんな死を迎えたいか、そろそろ真剣に考えなければいけないな、と感じさせられた。田村淳さんの研究の成果をぜひ知りたいと願っている。

田村淳さんのツイート

3月28日

母ちゃんきっかけで
遺書の研究をする為に
大学院に行きました。
そしてその研究はまだ続けています。
もし協力してくれる人がいれば
大変助かります。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

https://fujinkoron.jp/articles/-/4258?display=full
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