「われこそが、鎌倉随一の忠臣じゃ」と叫んだ直後に、無数の矢に射られる和田殿。憐れ・・・

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

われこそが、鎌倉随一の忠臣じゃ」と叫んだ直後に、無数の矢に射られる和田殿。憐れ・・・

「鎌倉殿の13人」第41回、凄い場面がいくつもありました。胸を衝かれたり、え、と思ったり。
特に心に残ったのは、和田義盛(横田栄司さん)の最後の場面です。北条義時(小栗旬さん)に、「(義盛の)命だけは取らぬと約束してくれ」といって、戦場に姿を見せる源実朝(柿澤勇人さん)。

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おびき出されるように、姿を見せる和田殿。
そして、「われこそが、鎌倉随一の忠臣じゃ」と叫ぶ。
涙ぐみうなずく、実朝。

この二人は、本当に心が通じ合っていたのですよね。
父と子のように。実朝はきっと父の顔を知らないでしょうから、
父のように思っていたのかもしれないですね。

けれど酷くも、その直後、立ち尽くしたまま多くの矢を射られる。仁王立ちで無数の矢を体に受けた弁慶のような、壮絶な最期だ。
悲嘆にくれる実朝。父に絶望する泰時(坂口健太郎さん)。

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そして、去って行く義時。その顔を撮すシーンで、してやったりという顔や、勝ち誇った顔をしてると思いきや、その顔にうっすらと涙がにじんでいたような。
どうしてだ。なぜなんだろう。もっと偉そうな顔をしてもいいはずなのに。

義時は、伊豆にいた小四郎のころから変わってしまったのだと、よくそんな疑問をもつが実は少しも変わっていないのではないだろうか。

昔伊豆で、木札を手に、よいやり方を考えていたように、
今、これが鎌倉にとって最善の道だと思ってやっている可能性がある。
つまり義時は義時のままなのだ。

まじめで一生懸命、最善のことをやろうとする。
わかっているのは大江広元(栗原英雄さん)だけかもしれない。
それを見つめ続けた大江広元が、最後にどう行動するのか・・・。
(実は最後まで、義時よりもともと公家の広元のほうが身分的には上位にいる)

今回、公家の広元の意外な強さには驚いた。
深夜にでも、隠れて武芸に励んでいたのだろうか・・・笑

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哀れに思ったのが巴御前(秋元才加さん)
「我こそは、忠臣和田義盛の妻なるぞ!」
強い女性巴御前は、もっとも情に厚い女性だということ・・・。

それがカッコいいですね。
最後の馬上姿、しっかりと目に収めました。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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