若葉台団地は高齢化率が極めて高いのに、要介護率が低い。それを皆さん不思議がります。

「草月の秋」勅使河原 茜  先日、二子玉川の高島屋で見かけました、

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

若葉台団地は高齢化率が極めて高いのに、要介護認定率が低い。そのことについては、メディアや公的機関など、さまざまなところが注目しています。拙著「若葉台団地 夢の住まい、その続き」にはこう書いています。 

「メディアの方々がスポーツ環境が整っていることや自治会、サークル活動が盛んということを挙げて納得されるけれど、私たちの本当の姿をみているのでしょうか?」

この部分が気になられたとのことで、ある方から質問を受けました。すみません、それほどの意味はなく書いているのですが・・・。

わたしが漠然と考えていたのが、住民意識についてです。
自分で書いたものを読み返しても、やはりこれかな、と思えます。以下、引用しますので、目を通して頂けましたら幸いです。

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若葉台についてですが、高齢化率が50㌫を超えているのに、要介護率が低いことを皆さん不思議に思って、今もよくメディアの方が見えます。

そして、スポーツやサークル、NPOなどの取り組みを紹介され納得されて帰られます。これらの取り組みは、きっと他のまちより進んでいると思います。そして、住民の健康などに寄与するところは大きいでしょう。

けれど、まちにとって一番大事なのは住民の意識ではないでしょうか。神奈川県住宅供給公社が、自然に触れ合えるまち、そして皆さんがまちの中心で交流できるようなまちにと設計してくれました。だから、住民も、のびのびと暮らすことができます。

さらにこれが一番大切だと思うのですが(またメディアの方は不思議なほどここに注目しません)、普通の住民の意識の問題です。

皆さん、割に同じくらいの年代で、このまちに入居してきました。古くからのまちの顔役とかそういう人はいません。そのなかで、伸び伸びと、たがいの市民意識を育んできました。
そして、皆さんほぼ、高度経済成長期を経た中流の人々です。それぞれの方が、しっかりと自分の生活を整える意識をもっています。

多分、このまちより住みやすいまちはほかにないと、皆さん思っているので、できるだけ最後までここに住みたいと願っています。

そういう意味からも、ご自分の体に気を配り、本を読み、散歩し、できるだ長く良き市民でいようと願っています。
今、わたしが考えているのはそういうことです。何の足しにもならないかもしれませんが、何かのときに思い出して頂けましたら幸いです。

オブジェの中に入ってみました

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。         

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