イギリスと結婚した女性エリザベス一世。母親はあの「1000日のアン」のアン・ブーリン

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
9月8日に亡くなられたイギリスのエリザベス女王。その美しさと意志の強さ、国民を守ろうとする包容力に満ちた知性でイギリス国民から厚い信頼を受けていました。
こんな名君とされるエリザベス女王も当初は、王位に就くことは想定していなかったようです。というのは、父は弟で、兄のエドワード8世が即位したからです。ところが、エドワード8世は、離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するために、在位わずか325日で退位しました。「王冠を賭けた恋」として有名ですね。
その後、父がジョージ6世としてイギリス国王に即位し、エリザベスも王位継承順位第一位になりました。そして1952年に父王が亡くなるやいなやエリザベス二世として即位することになりました。
母親は「1000日のアン」
ところで同じ名前のエリザベス1世もまた、当初王冠は望みようもない立場でした。
父王はヘンリー八世。何人もの女性と次々に結婚したことでも有名ですね。母はアン・ブーリン。「1000日のアン」という映画でよく知られています。
そして、エリザベスの母、アン・ブーリンは王妃となったものの、数ヶ月後には不倫をしたとの濡れ衣を着せられて地位を奪われロンドン塔に幽閉され、のちに処刑されてしまいます。
また、この結婚は正式のものでなかったとされ、後々、エリザベスが王位を継ぐのを困難にしました。
また、嫉妬深い姉のメアリー女王に謀反を疑われたこともあり、母同様、ロンドン塔に10か月幽閉されたときには、命の危険さえ感じたようです。
最終的には、姉のメアリー女王が病死。子がなかったことからメアリーは、渋々エリザベスに王位を譲ることに同意しました。
七つの海を支配する大英帝国に
エリザベスにとって待ち望んでいた王冠でした。
そして、美しく知的なこの女王は、「イギリスと結婚した」と称して生涯独身を通し、七つの海を支配する大英帝国を築き上げたのです。
イギリス国民のために命を捧げたのですね。
先日亡くなられたエリザベス二世もきっと、この生き方を深く心に留めていたからこそ、あれほどの包容力でイギリスに君臨されたのではないかと思います。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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