絶望の道に、愛妻りくとともに突き進んでいこうと決意する時政。時政と坂東彌十郎さんが一体となった素晴らしい瞬間でした

北条時政が、頼朝の戦勝祈願のために建立した願成就院。時政もここに眠る。画像はウィキペディアからお借りしました

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新していまらす。

25日の大河、「鎌倉殿の13人」には驚かされました。「オンベレブンビンバ」とは、なんだろうと思っていましたが、想像のはるか斜め上をゆく三谷脚本。

以前、大姫(南沙良さん)が生きていたとき、時政や親族の前にそそと現れて、「おじいさまに幸福になるおまじないお教えします」(うろ覚えです)と言って、妙なおまじない「オンタラクソワーカ?」をいったときも度肝を抜かれたけれど、今回、北条家の皆さんが再び集まったその場で、大姫のあのことばが、皆さんの唇に上るとは。

しかも、だれも正確にはいえない。

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そして、凄まじく改変 ? されていてもうめちゃくちゃ(笑

ひょっとして、これが北条家の皆さんの最後の団らんになるかもしれないのに。いや、それを知っているからこそのはしゃぎぶりだったのか。
皆さん、場を盛り上げようとわざと外してるのか・・・そんな疑いさえ持つほどに荒唐無稽でした (汗


それにしても、畠山重忠亡きあと、ますます北条家の家族同士の争いになってますね。
気がつけば、画面に出ている人は、みんな北条家の家族と親族。

そして、今回の注目は、北条家のもともとの中心である時政の凋落。愛妻 りくの言葉にほだされて、いろいろやってしまったが、ふと気がつけば、自分がとんでもないことをやってしまったことに気づく。
もう取り返しはつかない。
りくと話しているときの、その動揺する表情と、地獄へいく覚悟をしたときの時政の表情が凄かった。本来、家族思い、仲閒思いの時政。それだけに、ここでとんでもないことに足を突っ込んでしまったことに気づくのだ。

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さらにここの凄いところは、悪妻のりくをなじることはせず。ともに地獄への道へ行こうと決意したところ。坂東彌十郎さんの、ここでの表情・演技が凄い。

そんな中で、家族との最後の団らんが始まる。
明日には争い合う家族にとって会話はもう意味がなく、その場をつなぐのは大姫の荒唐無稽の呪文であったという悲劇(喜劇)だった。

ギリシア悲劇の中の不幸な父親のような役割をもつことになった時政。


絶望の道に、愛妻りくとともに突き進んでいこうと決意する時政。時政という人物と坂東彌十郎さんの演技が一体となった素晴らしい瞬間でした。人の心の動きに寄り添う脚本がまた素晴らしい。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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