無人島に持って行くとしたら・・・または人生最後の日に何を聴きたいですか?
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
よく無人島に持って行くとしたら何の本?
最後の食事は何を?
などの質問を見かける。
最後の・・・の質問が本当に好きだな、と思っていたら、
私もいつかのツイートでやってしまっていた。
人生最後の日には何を聴きたい?
それは、人生最後の日には何を聴きたいか・・・
というものだった。
皆さんきっと、これ、と思う曲や歌や演奏がおありになるだろう。
私は、これは、迷いなく
リヒテルの弾く「平均律クラヴィア曲集」(バッハ作曲)と答える。
若い頃に何度もくり返し聴いて、聴きすぎて、
もう、自分の心の半分はこの曲でできてるのではないかと思うくらいだ。笑
心があるべき所にすとんと収まっていく
若い頃は皆さんいろいろ悩みがおありだと思う。
いや、別に高齢になったからと言って、
悩みがないわけではない。
悩みは日々深いけれど、そんなものをもつのが人間なのだ、とわかったから、
達観というか、もういいやと、ほぼあきらめの境地になっている。
若いころ、つらいときや、精神面で安定しないときなど、
折に触れこれを聴いた。
心がはみ出しそうになって不安なとき、
これを聴いていると、心が本来あるべきところに、すとんと収まっていくように感じたものだ。
だから無人島に持って行くにしても、最後に聴くにしてもやはり
「平均律クラヴィア曲集」かな、と思う。
リヒテルはロシア人と思っていたら、今のウクライナで生まれたそう。
ちょっと陰鬱で透明で、心に染みとおるバッハだ。
いつか次男さんに、私の最後の日にはこれをきかせてね、といったら笑われた。
いつものように、冗談だと思われたらしい 笑
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにもいろいろ書いていますので、見ていただけましたら幸いです。
2022-06-09 by
関連記事
コメントを残す