読むだけで背筋が凍る文学10選


こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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恐怖小説が好きで若いころから、A.ビアスの作品などをよく読んでいました。怖いだけでなく、純粋な心や、愛、果たせなかった思いなどのある作品が好みです。
そして、なんといっても一番恐いのはやはり日本のお化けかと思います。日本の夏と怪談、良く似合います。


『レキシントンの幽霊』  村上春樹


ボストン郊外のレキシントンにある知人の家に留守居役として一週間泊まることになった「私」。2階の客用寝室に寝ていると夜中に・・・・・・。静かで恐い情景が出てくるのではないけれどジワジワと怖さが広がってきます。

『壁を叩く音』(ビアス選集) アンプローズ・ビアス

憔悴しきった友人。彼は美しい娘に恋をしたが貴族の矜持で話しかけなかった。けれどある日、娘の部屋が隣と知って・・・。くれぐれも夜、壁を叩いたりしませんように。
ほかに、幽霊の女性がもの語る『月明かりの庭』など。

『変な絵』 雨穴

後輩から紹介されたブログには、『あなたが犯した罪』というメッセージと不思議な絵が掲載されていた。9枚の絵に隠された恐ろしい真実とは・・・?


『モーパッサン怪奇傑作選』 モーパッサン


自然主義の作家の書く怪奇小説は、あくまでも事象で捉え観察しつつつたえるだけに、ありのままの怖さが伝わってきます。「オルラ」「手」など。

『夢十夜』  夏目漱石

夢の中の幻想的で恐い話10話。「もう死にます」、傍らで待っていてください、といって亡くなる女。ある夜赤ん坊を背負って歩いていたら、いきなり背中の赤ん坊が語りかけるなど。

『黒猫』  エドガー・アラン・ポー

酒に溺れて可愛がっていた黒猫を手にかけ、さらに・・・。ゴシックホラーの決定版とも言える不気味な作品。ほかにミステリー色の濃い『モルグ街の殺人』など。結末に戦慄します。江戸川乱歩の師匠筋?

『ドラキュラ』 ブラム・ストーカー

トランシルヴァニア山中の城に眠っていたドラキュラ伯爵は、獲物を求めて英国ロンドンへ。あるときはコウモリに姿を変え血を求めて彷徨う。たびたび映画化や舞台上演も。


『レベッカ』  デュ・モーリア


「ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た」の書き出しが有名なゴシックロマンの最高傑作。貴族のマキシムに求婚され城のような邸に住むことになったわたし。しかしそこには、美貌の先妻レベッカを慕う家政婦頭が。邸のあちこちに残るレベッカの影。いったい隠された秘密とは?


『雨月物語』 上田秋成


人間の情念の怖さや悲哀を感じさせる怪異短編集。魂なら一日千里をかけることができる。友との約束の重さ「菊花の約(ちぎり)」、「浅茅が宿」「吉備津の釜」「青頭巾」など。子供のころ「吉備津の釜」のラストが衝撃でした。

『耳なし芳一』 ラフカディオ・ハーン

シャガシャと鎧の音をさせてやってくる平家の落ち武者。「芳一、迎えに参ったぞ」の恐ろしい声。「おや、耳ふたつ・・・」ここで恐怖はクライマックスに達しました。


番外編
『変身』  カフカ

ある朝ベッドで目覚めたら、ザ は巨大な虫になっていた。これ以上の恐怖はないでしょう。さらに心配していた家族も、やがて彼をおいて楽しそうに出かけてしまう。不条理かつ寓話性に富む話。

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