Warning: file_get_contents(https://yukinovel.net/wp-content/uploads/2021/12/DSC_0207.jpg): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 404 Not Found in /home/yukinovel/yukinovel.net/public_html/wp-includes/class-wp-image-editor-imagick.php on line 154

猫好きのひとはきっと、一見無駄と思える時間を楽しめるひとですね。養老孟司先生の愛猫「まる」とのやりとりから、動物はなぜ話せないのか、なぜ雑草はムダなのかまで

旧若葉台西中学校横の小道で見かけた猫さん。風格があります

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

猫好きの人は多い。
私も猫が好きだ。それなのに一度も飼ったことがない。
団地の取り決めでは、犬猫の飼育が禁止されている。
さらに、わが夫が、ながいこと猫アレルギーだと思っていた。

「私は猫アレルギーだからね」
というのを確かに聞いた。
先日、「あなたは猫アレルギーなのよね」というと、
「いや、べつにそんなことはない」という。
うーん(^_^;)と思ったけれど、たがいに年をとってくると、こういうことはあまり追求しないことにしている。

まあ、どちらにしても団地では猫が飼えないのだ。
それなのに、猫好きだから、外で、見かけると
何か一言声をかけたくなる。
あちらでは、「ふーん」という顔をしてるか、
「おや、こいつ何かくれるのか」
という顔で、こちらを見る。
そうでないとわかるとつまらなそうな顔で向こうにいってしまう。
こういうところも猫らしくてすごく好きだ。

養老孟司先生の愛猫「まる」

かの養老孟司先生も、無類の猫好きで、「まる」という猫を飼っていた。
この猫さんは、「うちのまる」という写真集にもなったくらい有名な猫である。
「私の顔を見ると、腹がすいていれば、必ず餌をねだる。だから餌をやる。
問題はそのあとである。食べ終わるとごちそうさまの一言もない。
フンと向こうをむいて、外に外に行ってしまう」
                    (「遺言」新潮新書より)

こんな様子を養老先生は、愛情をこめて「恩知らず」と書いている。猫好きの人には、こんな恩知らずなところも愛しいのだ。
ああ、猫を飼えばよかった。猫アレルギー、そんなの知らない!

養老先生には「遺言」という著書があり、
題名が気になって数年前に購入した。私の覚悟の意味でも読んでおこうと思ったのだ。
ところがそんな深刻な内容ではなく(^_^;)
ページを開くと、そんな猫話で楽しませてくれつつ、
「動物はなぜ話せないのか」と、とんでもない疑問を提示し、さらに雑草の定義についても語っていく。

雑草とは、植えた覚えのないもののこと、それは意味がないということだ、と養老先生。
そしてこわいことに、
「意味のあるものだけに取り囲まれていると、いつの間にか意味のないものの存在が許せなくなってくる」
その極端な例が、神奈川県相模原で生じた19人殺傷事件だという。

人は、なぜ意味をもとめるのか。
無駄とは何か。
そういったことを、あらためて考えさせられる一冊だった。
私たちは、猫を相手にするような、無駄と思える時間をすごすくらいが、ちょうどいいのかもしれない。

よろしかったら、萩原朔太郎の「猫町」についても書いていますので、お時間があったら読んでみてください

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも、日々の思いを書いていますので、そちらも読んで頂けますと幸いです。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です