べらぼう27回、花の下にて春死なん・・・が本当になってしまう悲しい展開
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

大河べらぼう第27回「願わくば花の下にて春死なん」
やはり西行のこの和歌は不吉な展開を
予知するものになってしまいました。
いよいよ身請けの日も近いと喜んでいた
誰袖(福原遥さん)と意知(宮沢氷魚さん)。
「その頃花があると良いな。桜の下で・・・」と意知。
うなずいてにっこり笑う誰袖。
けれど、世間では相変わらず米の値段が下がらず、
評判を落とし続ける田沼親子。
そんな中、意知は佐野政言(矢本悠馬さん)に
家系図を返してくれと執拗に迫られます。
その家系図には、佐野家が藤原秀郷の子孫で、
田沼家はその分家であることが記されています。
かつて父の意次は、受け取った家系図を
池にポンと捨ててしまいましたね。
困り果てる田沼親子。
米の値段は下がらないし。田沼家が商人に買い占め
政言をなんとか引き立てようと、
意知は将軍の鷹狩りに随行させます。
ところがここでもまた悲劇が・・・。
政言の射た矢はキジに当たったはずなのに、
獲物のキジはどこにも見当たりません。
恥をかく政言。
のちほど、政言のもとにキジと矢が届けられます。
そして「撃たれたキジを隠したのは意知です」
と、とんでもない進言がされます。
追い詰められる意知。
一方佐野の邸では、
父が、拝領の桜が咲かないと嘆き、
刀で切りつけたり、
息子の政言をたたいたり、大変なことに。
きっと田沼親子を見て、
自分たちとの落差にも気がついたでしょう。
それが余計に怒りをつのります。
そして、殿中で切りつけられる意知。
意知は、刀を抜いて対抗すれば、
あそこまでの事にはならなかったでしょう。
けれど殿中なので刀は抜かなかった。
斬られて、武士らしく亡くなった意知。
身請けがなくなった誰袖、ほんとに哀れです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。