大河べらぼう、大文字屋の呼び出し花魁・誰袖(福原遥さん)に近づく意知(宮沢氷魚さん)。ドラマでは身請け話まで・・・。
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6月1日の大河『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』21回「蝦夷桜上野屁音(えぞさくらうえのへおと)」
今回、この前亡くなったはずの大文字屋さん(伊藤淳史さん)が現われ、生き返ったのかと驚きましたが、こちらは二代目大文字屋さんだそうです。そっくり、いえ同一人物でしょう 笑
この方はのちほど加保茶元成(かほちゃもとなり)として、狂歌における吉原連の中心になられたとか。
また、花魁の誰袖もよく狂歌をつくり、彼女の作った狂歌は、南畝の「万載狂歌集」の中にも納められているそうですから凄いですね!
そして今回、田沼意次(渡辺謙三さん)らは、いろいろ不正をやっているらしい(__;)松前藩から蝦夷地を召し上げるというプランを立てます。
しかし、松前藩の当主 松前道廣には、かの一橋殿がバックについている。

いろいろ悩みますが、将軍 家治(眞島秀和さん)はそれをわかった上で、「いいじゃないか」とプランを進めるように命じます。なにしろ金は取れるし、豊かな藩なので幕府としては大助かりでしょう。
賄賂と言えば意次、というように、いろいろ悪いイメージがついていますが、幕府の財政の立て直しに尽力したのも意次でした。
江戸時代の税は農民から米を召し上げる直接税で、おおよそ税の取り分7:農民の取り分3(七校三民)でした。現代の私たちは、ほぼ五公五民なので大きな差はないかもです。(__;)
けれど時代が進むに従い潤っていた幕府の金もだんだんなくなります。
意次は、この直接税だけでなく、商売仲間の組合から税を取るやり方を考えました。これは日本で最初に実施された間接税と言えるかもしれません。やはり意次ただ者ではありませんね。これがのちのち組合の独占を招くにしても・・・。
松前藩どうも中抜きをしているらしい。だから「見せしめのため召し上げよう」と・・・それには、なんとしても中抜きの証拠を見つけなければなりません。
そんな目的のために意次(渡辺謙さん)、意知(宮沢氷魚さん)親子はがんばるのでしょうが、なんとか無理をしないことを願います。
特に意知は、花魁誰袖に接近しようとしているので、それが気がかりです。心配の種はつきませんね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。