長女さんが、今年も母の日に和バラを贈ってくれました。そばによるとどんな香水も適わない高貴な匂いがしてきます。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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長女さんが、今年も母の日に薔薇を贈ってくれて、毎日楽しませてもらってます。そばによるとどんな香水も適わない高貴な匂いがしてきます。

和薔薇にはちょっとアンニュイなイメージもあります。

赤や黄や紫やくっきりした感じではなく、それこそ日本画のように落ち着いた鈍い高貴な色という感じですか。

そして、薔薇と漢字で書くと、

佐藤春夫「田園の憂鬱」の最後のところ、
「おお、薔薇!汝病めり!」を思い出します。

この言葉は、ブレイクの詩からの引用だそうですが、こうなると華やかであればあるほど、薔薇には退廃的なイメージもつきまといますね。

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そしてバラは西洋の花なのに、和バラとなると平安期の源氏物語の色も連想させます。ああ、ひょっとして、和薔薇って十二単の重ねの色なのでしょうか。

あと何日かテーブルの上で楽しませてもらえそうです。

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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