晩秋に訪れた京都下鴨神社は、紅葉の赤やイチョウの黄色に染まり神秘的で荘厳な雰囲気でした
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
晩秋に訪れた京都下鴨神社は、紅葉の赤やイチョウの黄色に染まリ神秘的で荘厳な雰囲気
2年前の11月下旬、京都の下鴨神社を訪れました。
この時期、京都は一番の紅葉の見ごろを迎えるようです。神社の周囲は「糺の森」といわれ、原生林に近い高い木々がうっそうと生い茂っていました。
ちょうど一番よい時期に訪れたようです。
神社内が広いため、多い観光客もあまり気にならず、自然の雰囲気に包まれる中、色づく紅葉に京都の秋を楽しみました。
ちょっと残念だったのは、河合神社にある鴨長明の方丈庵が見られなかったことです。
鴨長明は下鴨神社の禰宜の家に生まれました。父の後をつぐはずが、叔父さんが禰宜になって、自分はなれず、半流浪の生涯を送るのです。そんな中から「行く川の流れは絶えずして」のような哲学的境地に達するのではないでしょうか。
川に現れては消えゆくあぶくは、人々、そして鴨長明その人だったのでしょう。
晩年は森の中に方丈の庵を建てて住んでいたそうです。それを後に河合神社に移設したとのこと。ちょうど修理中で見られなかったのが残念です。
神社内で、コンサートも開かれていました。バロック音楽の響きと古い神社の佇まいがよく似合っていまいした。やはり京都は、古いものも新しいものも洋の東西を問わず取り入れることのできるまちなのでしょう。
古都の底力をかんじます。
そんな鴨長明の育った地を、紅葉の晩秋に訪れたことが今も忘れられない思い出として心に残っています。
お昼は、手打大山そば響(出町柳)というおそば屋さんでいただきました。小さなお店でしたがニシンそばが絶品でした。
晩秋に訪れる京都はしみじみといいですね。
ただやはり、交通事情が・・・なかなかバスに乗れない、タクシーがつかまらない、でしたがそれを割り引いても、また行きたいと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。
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