「兄上なら良き政をなさるでしょう」と道長。最後はいい人になった道兼が哀れ。なぜこんな酷な運命に・・・。#光る君へ
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
「光る君へ」第十八回「岐路」
今日は印象深いシーンが三つありました。
道長(柄本佑さん)が道兼(玉置玲央さん)に向かって
「兄上なら良き政をなさるでしょう」というところ。
それに対して、「あの世の父に喜んでもらえるような政をしたいものだ」
と応える道兼。よくぞここまで変わったものです。
昔のあの荒んだ暴れん坊の道兼はもういません。
たぶん、このままいけば良い政治をされたと思うのですが、残念なことに、7日目に流行り病にかかり亡くなります。道長が訪れた際、弟に移すのを恐れて、
「出て行け早く!俺を苦しめるな」
と叫ぶところが哀れでした。
そしてもう一つ、詮子が一条天皇(塩野瑛久さん)に激しく迫るところ。
「伊周(三浦翔平さん)でなく、道長を関白にしなさい!!」
ここ、凄い迫力でしたね。強くて高貴でした。
さすがの吉田羊さんです。
なぜこれほどまでに道長を推薦したのでしょうか。
最初から詮子( 吉田羊さん)は中宮定子(高畑充希さん)に良い感情を持っていなかった。
息子をとられた嫉妬心?
ドラマの中の定子は、父や兄弟に権力を握らせようとします。けっこう生々しいです。
この強さが、逆に弱いようにも見えて、これからの運命が気になります。
そしてもう一つ印象的だったのは、もちろん最後の廃屋でのシーンです。
邸に偶然やって来た道長にまひろは言います。
「昔のあなたに会いに来たのね」
そして、スーッと離れていくまひろ(吉高由里子さん)。このシーンには泣かされました。よくぞこんな場面を作り、あんなせりふを言わせたものだと、ただただ感心しました。
それからもう一つ嬉しかったのは、清少納言 ききょう(ファーストサマーウイカさん)の来訪です。
二人で菓子を食べながら、庭に向かって話すところ。ここたびたび会話のシーンに登場しますね。
見るたびに、紫式部の邸跡とされる廬山寺のお庭の情景とだぶります。
あの辺に座って庭を見ている感じかな、などと想像したりしてひとりにやけています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。