打毬の道長(柄本佑さん)、蹴鞠の実資(秋山竜次さん)・・・平安人は意外にスポーツ好き。軟弱な貴族のイメージが消えた。#光る君へ

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

画像は「光る君へ」公式サイトからお借りしました。

「光る君へ」の脚本家 大石静さんがなぜ散楽一座の謎の男、直秀(毎熊克哉)という役を作ったのかと聞かれ、この時代、貴族はほんの一握り、「虐げられた庶民の視点」を描きたかったからという

庶民の様子を知ってほしくて、その仲立ちとしてこの役を作ったそうだ。もっとユーモラ
強い人になるかと思ったけれど、繊細で哀愁のある魅力的な人物になったと語っている。

ドラマの中では、よく町辻や市中の場面が出てきて、楽しく拝見している。

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馬に乗って町の真ん中堂々と行く道長(柄本佑さん)、背後にさまざまな身なりの庶民が映り込み、映像としてすごく楽しめる。

また馬に乗って打鞠(だきゅう)を楽しむ青年貴族たち、というのも貴重な映像。こういう遊びをやっているのを知らなかったので面白かった。

あと、藤原実資(秋山竜次さん)がまじめな実務派インテリなのに、蹴鞠名人というのも面白い。
実資はもっとやせていて堅物というイメージだったが、秋山さんがやるとユーモラスで、何をやってもきつく感じないのがいい。良い味出してますね。

インテリにして有能な能吏、蹴鞠も得意な藤原実資(秋山竜次さん)

遊びといえば、女性たちが碁盤のようなものに向かっているシーンがありました。「源氏物語」の中で、空蝉が義理の娘と碁を打っていて、そこを源氏が覗き見するというしょうもない場面があります。
これはこれで楽しいのですが(汗; 当時、テレビとかスマホとかがない分、逆にいろいろな遊びで楽しんでいたようです。

また、倫子姫が猫を可愛がっていますが、これも貴族の姫の楽しみだったのでしょう。小麻呂が無事に戻ってきますように。

また次回、紫式部のまひろ(吉高由里子さん)があまり苦しまないように願っています。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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