夜はふけて介護スナック ベルサイユを訪れる最後のお客。ママ(宮崎美子さん)の注ぐワインを飲み干すと会いたかった人が目の前に
このスナックでは、ママが元看護師長(だったか・・・)で、命が残りわずかな人に特製ワインを提供。このワインを飲みほすと、最後に会いたい人に会えるのです。
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

関西テレビ放送、土曜夜11時40分~の『介護スナックベルサイユ』
宮崎美子さんが初のスナックのママさん役を演じています。
このスナックでは、ママが元看護師長(だったか・・・)で、命が残りわずかな人に特製ワインを提供。このワインを飲みほすと、最後に会いたい人に会えるのです。
命の最後に会いたかった人と
人生も残りわずかとなったとき、どうしても会いたい人や心残りに思う人がいるかもしれない。それは自分の人生の後悔に結ぶついていることが多いようです。
第8話のお客は、ラジオで長年人生相談を担当してきた大徳寺(綾田俊樹さん)と、心臓移植によって命を救われたバイオリニストの今宮亜希子(剣幸さん)でした。
大徳寺は、高齢になって若い女性(実はAI)に相談者の役を奪われます。ワインを飲んで彼が呼んだのはこの女性。画面の中の若い女性の姿のAIに彼は訊きます。
「社会で必要となった高齢者は排除されてもいいのかね・・・」と。
どう答えたでしょうか、ネタバレになってしまうのでここまでにしておきますね。
高齢のバイオリニスト・亜希子が呼んだのは、心臓提供者の女子高生でした。
「こんな若い方だったのね」
と驚く亜希子。
「あたしの心臓を勝手に移植しないで」
と怒る女子高生。困惑する亜希子。
けれど移植後に自分に起こったことを話すと、やがて少女の心も・・・。とても感動する内容でした。
杢代和人さんは闇バイトに巻き込まれた青年役
また、もうひとつ興味深いのは、ここで働く若い従業員たちがみんな問題を抱えていたことで、引き寄せられるようにベルサイユにやってきたのです。

もうひとりの主人公 神代大輝(杢代和人さん)も闇バイトに巻き込まれ、犯人グループから脅迫されていました。
こういう話で、毎回先が読めません。最後に不思議な出会いがあって、心が通じ合ったり、誤解が解けたり。ワインを飲んだあと誰がでてくるのだろうと興味津々です。
思いをこめ、覚悟を決めてワインを飲み干す「今夜の最後のお客」。それを横からそっと見つめるママ、その顔の優しさったらないです・・・。
人生最後の夢を見せてもらうお話、人生の苦労も感じるし、ちょっとメルヘンチックなとこともあるし、本当に不思議で魅力的で興味津々で観れる不思議なドラマです。そして9話では、最初分からなかったのですが、元宝塚月組トップスターの剣幸さんでしたね。本当に懐かしく温かい気持ちなって拝見していました。宝塚現役の時も長くトップをされていて、お芝居もダンスも歌も三拍子そろった信頼できる素敵なトップさんでした。
知り合いに熱烈なファンがいて、退団後もさそわれて何度かお芝居やショーを観に行きました。ほんとに懐かしいです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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