最近、ご自分や友人の写真を撮っていますか。先日なくなった知人の写真を持っていないのに気づき、がく然としました。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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休日の朝、知人が亡くなったという知らせが入った。その日のうちに、友人たち3人で自宅にお焼香に伺った。
帰る前に、息子さんが亡くなった知人の写真をたくさん見せてくれた。どれも生き生きと、いろいろな人に交じって楽しそうにしている写真だ。

懐かしく、この笑顔をもう見られないと思うと悲しくなった。

これまで一緒に活動していて、いろいろ助けられたし、いろいろな思い出がある。それなのに写真を撮っていなかったことに気がついた。風景や花やイベントの写真はたくさん撮ってきたのに、仲のよい知人の写真をなぜ撮ってこなかったのだろう。

見せていただいた写真の中に、いい表情をした一枚があった。人々の間に囲まれ、生き生きと素敵な笑顔を向けていた。
「よかったらお持ちください」
息子さんの言葉に甘えて、その一枚をいただいてきた。

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今、机の上に置いて、ときどき知人の穏やかで優しげな笑顔に目を向ける。そして一緒に活動したり、助けてもらったり、買い出しに行ったり、一瞬一瞬の記憶がとぎれとぎれにうかんでくる。

そして、あのときはこうすればよかった、お身体をもっと労るべきだった、と悔やむことも・・・。人生とは喜びと後悔でできているのだろうか。

思い出すのは懐かしい笑顔

でも思い出すのはやはり懐かしい笑顔である。そんなときの写真を私はなぜ撮影しなかったのだろう。そういえば、元新聞記者の知り合いが言っていた。文章はいつでも書けるけど、写真はそのときしか撮れないと。

私たちの人生は一瞬一瞬の喜びや哀しみ、そんな感情によってつくられている。
それをささやかでも手許に残しておきたい。それが生きている証でもある。
しばらくは、机上にある写真の友人と対話してみよう。あんなこともあった、こんなこともあったと思い出しながら。
あちらで待っていてくれてるのかな、と思えば、それもまたうれしいかもしれないが・・・。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので目を通していただけましたら幸いです。

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