「じい散歩」の「夫婦合わせて180歳超」ご夫婦も献体を望んでいた。とはいっても、医学生の今度のやらかしで不安を感じる人も増えたのでは・・・

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「じい散歩」(藤野千夜 双葉社)

最近、医学部の学生が解剖の実習の際に、ご献体の前でピースした写真を撮りSNSに載せるということがありました。

私はすでに終活を考える歳です。同世代の方には献体を考えていた方もいらっしゃると思いますが、今回のことで躊躇う気持ちになった方も少なくないでしょう。

そういえば私の好きな藤野千夜さんの「じい散歩」でも、ご夫婦で献体を望んでいた。
自宅で大往生で亡くなった奥さんの遺体を医大の「白菊会」の車が迎えに来ていた。戻ってくるのは早くて1年、だから葬式はしない。

医大の対応が丁寧そうで良かったな、と思ったのだが、今回の事件で若干不安を感じざるを得ない。いや、かなり信用をなくしたといっていいかもしれない。

医者と言えばドラマの「仁」などを見ていても、賢くて倫理観にあふれた人格者と思っていたが、今はそういうことを期待する方が無理なのかも知れない。医者は普通の人、医大生も普通の若者だ。

医学の進歩のためにと思っても、肝心の医学部の学生がこうでは、献体に意味があるのかと考えてしまう。同年代で偏差値が一番高く、賢い人が医学部にいくのかと思っていたが、政治家と同じで医者も家業化している気がする。


そういえば岸田総理の息子さんが以前、総理官邸で仲閒とおちゃらけ写真を撮って問題になっていた。今回の事件と、行動基準が同じような気がする。甘いのだ。そして他の人の気持ちを慮るということがない。今の若者がみんなこうとは思いたくないが・・・。
きっと庶民の家で親がけんめいに働き頑張っている姿を見ていたら、子もそれなりにまじめで責任のある社会人になるのではないだろうか。

親がお金持ちのお医者なら、私立の医学部に1千万円以上の入学金を払うことも可能だろう。寂しいけれどそれが今の日本の社会の現状。親の収入によってかなり子どもの将来も決まってしまう。これが若い人の言う親ガチャなのか・・・?

あ、わたしも良い親ではなかったか(__;)
時々激しい後悔に苛まれることがあります。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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