文化庁が3月27日、中央省庁で初めて地方(京都)に移転。地方といわれて京都人も困惑してるのでは・・・

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

文化庁が3月27日、中央省庁で初めて地方(京都)に移転

27日から、文化庁が京都で業務をスタートしたとのこと。もともと京都で良かった、と思えるくらいの良い選択だ。
これで、平安京以来の日本の伝統文化をもっと大切にしようという気運が高まるといいなあ。

先日たまたまTVをつけたら、
関西の人は東京にきても、そのまま関西弁、
というようなことをいっていた。
その理由としては、京阪神の人は自分のところを地方とは思っていないから、とのこと。

まあ、そうだろうなあ、と思う。
京都ももちろんだが、阪急沿線の垢抜け方というか洗練には並々ならぬものがあり、思わずたじたじとなってしまう。(もちろん良い意味です 笑)

だいたい女性の服装が明るい。中高年女性の服装も明るいピンクやパープル系などで華やか。関東へ戻ってくると洗練された黒系でまとめた人が多い、と思う。
それぞれいいので、どちらがいいとか悪いとか決められない。

京都御所の秋のお庭

伝統文化を守るってことは

わが次男さんは京都で働いている。
多少なりとも伝統文化に関係する仕事についているので、文化庁の移転で京の文化を守る気運が高まると一寸うれしい。
京都では再開発の計画もあるようなのでこれからが楽しみである。

妹のほうの長女さんは、宝塚音楽学校を受験し宝塚歌劇団に所属していた。
それでわたしもときどき宝塚に行き、阪急沿線をめぐったりして独特のはんなりした雰囲気を肌で感じ取って楽しんでいた。
谷崎潤一郎もきっとそんな雰囲気が気に入り阪神間のお嬢さんを奥様に迎えたのだろう。

それはともかく、宝塚歌劇団にいたお陰でわが娘は着物にはなじんでいた。
退団後、着物は着れるけれど、「帯結びはできない」というので、「じゃあ、着付けを習えば」とすすめた。まじめな性格なのでいろいろな帯結びをマスターし何年後かには着付けの先生の資格も取得した。

なので、3歳の孫の七五三や正月、お花見など自分でも着るのはもちろん娘にも気軽に着物を着せて出かける。孫娘も「わたし、かぐやひめちゃん」といってごきげんである。

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わたしの若いころ「真の国際化とは、自国の文化を知ることだ!」などといったものだ。

今はあんまり聞かない気がするが・・・。いずれにしても、伝統文化を守るということは日本人の心を守ることにもなる。
わたしも桜を愛で和歌のひとつも詠みたいものだが、あいにくと素養がない。
若い頃からどれかひとつでも日本の伝統文化を身につけておくと、そのあとの人生が豊かになるような気がする・・・。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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