「怒りや悲しみを表現できない」という人生案内を読んだ。そもそも、負の感情をうまく表現することなんてできる?

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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「怒りや悲しみをなかなか表現できない」
という人の「人生案内」を読んだ。

これを見て不思議に思ったこと。というか、そもそも負の感情を素直に表現できる人などいるだろうか。だれでも多少、自分の感情を人に見られるのを恥ずかしいと思っている。

まして、怒がふつふつと煮えたぎっていても、それを適切に表現することは難しい。怒りや、悲しみはとても個人的なものだからだ。それを人には伝えるべきではない、外に出すのは恥ずかしい、というようなブレーキがかかっている。

それにだれも、あなた本当の悲しみなどわからないだろう。だから気の毒がられても、逆に面倒に思うことの方が多いはずだ。悲しみも、怒りも、自分が責任もって担うしかない。

2023.1.⑭読売新聞朝刊 人生案内

ただ、怒りを表現してもいい場合があると思う。
それは、身近な人が意地悪したり、人格を傷つけるようなことを言った場合、顔や態度、口調にもしっかりと怒りを表現すべきだ。

この場合、うまく表現する必要はない。口調に怒りがこもったり、少々キツイ言い方になっても仕方ない。

ただ一点気をつけることは、感情をあらわにして怒鳴り合いにならないようにすることだ。怒りを爆発させるようなことは相手だけでなく、あなたも傷つけ、修復できない大きな傷跡を残すだろう。二度ともとの関係にはもどれないと覚悟した方がいい。

怒りは小出しに

そうならないためにも、怒りを小出しにする術を身につけたほうがいい。相手にキツイことを言ってしまったら、あとで後悔し優しくなれるものだ。

怒りを閉じ込めておくとたまりにたまり、ついには相手を憎むようになるだろう。怒りを抑えるのも処世術なら、怒りを表現するのも処世術なのだと思う。
勝手な考えではありますが、これが長く生きてきた私の処世術です。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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