あなたは夢をみますか? その夢は心の奥の何を表していますか。

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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あなたは、夢を見ますか。
私は眠りが浅いのか年のせいなのか、よく夢を見ます。数日前に見たのはこんな夢でした。

だれか知り合いが入院していて病室に見舞いに行きます。
ベッドのそばまで走り寄り、「やっと来ました」といって、病人の手をしっかりと握ります。
その途端に涙があふれ出し、私はさめざめと泣きつづけるのです。

その病人が誰なのかわかりません。ひょっとして亡くなった親でしょうか? 親不孝だったという罪の意識がそんな夢を見させるのでしょうか。

いや、ひょっとしたら自分自身かもしれないですね。
高齢になってくると、夢の中では意識が身体から離れ、第三者的に自分を見るようになるのかも・・・。
さんざん泣いた後、どうしたのかはまったく記憶にないのです。

そういえば、夏目漱石の「夢十夜」には、背中に子を背負ってどこまでも歩いていく話がありました。背中の赤ん坊は、何かを思い出させる存在だった。それが最後に明らかになり、ぎくりとする、というそんなお話でした。よろしければ読んでみてください。

きっと人の心は、その上に幾重にもフタがされていますが、夢の中ではそのタガが外れ、いろいろな想念が出てくるのかもしれませんね。

夢は不思議です。
そんなことで夢を語るということは、心の秘密を知られるようで一寸恥ずかしいものでもあります。
鎌倉時代の高僧、明恵上人は毎日ご自分の見た夢を書き記したそうです。その夢の記録ぜひとも見てみたいですね。
あなたは、毎夜どんな夢を見られますか。

明恵上人の京都 高山寺

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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