京都御所を見学。つかの間の平安人になって清涼殿や、お庭、お池など御所の秋の雰囲気を満喫しました。

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こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

京都旅行2日目は、次男さんの案内で京都御所へ。

明治時代前まで天皇陛下がいらしたところ。敷居が高いですが思い切って行ってみました。

周辺は京都御苑といって江戸時代までは公家の邸宅などがあった所。今は京都市民の憩いの場になっているようです。若いお母さんが、自転車の前と後ろに子どもを乗せて颯爽と走っていたりもします。

建礼門

格調ある建礼門、控えの間、式典の行われた紫宸殿、日常過ごされていた清涼殿、そして美しいお庭などを見学。

格調高い紫宸殿。右近の橘、左近の桜も
清涼殿。源氏物語などでよくこの御殿の名前が出てきます

安静2年(1855年)に立て替えられたとはいえ、王朝の雰囲気を感じさせられ身が引き締まります。
また紫式部や清少納言もあの回廊を渡ったりしたのだろうか、など思いは1千年昔に。

「蹴鞠の庭」や、御学問所などを拝見したのも興味深いことでした。

蹴鞠の庭。十分な広さがあります。ここで蹴鞠を楽しまれたのでしょう

ちょうどただ今放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には蹴鞠のシーンがありました。
後鳥羽上皇の放った鞠を北条時房が受け、その後、白熱した鞠の蹴り合いになります。
ここがその場所だったか・・・と、歴史の中に一瞬入り込んだようで感激しました。

自然を生かしたお庭も美しいものでした。

御内庭。水を流して橋がかけられていあmす。

お池にかかった橋や灯籠も、紅葉やカエデほか晩秋の木々の色彩に調和。自然を生かしたお庭は優美な中にダイナミックさもありいくら見ていても飽きません。

この見事な朱色、日本の秋ならではですね。日本庭園の美しさを再認識し、寝殿造りの美というのは、自然の木々や池などと調和したところに生まれるのだと、改めて感じさせられました。

つかの間の平安人として、お池や、橋、灯籠、それを包む秋の色彩の美しさなどを思う存分堪能しました。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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