新しい民主主義についての本を読んでいたら、リヒテルの弾く「平均律クラヴィーア曲集」を聴きたくなった。

画像はウィキペディアからお借りしました

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

このところ社会の中で「それはないのでは・・・」と、ひとりつぶやいていることが多く、そんなことで「22世紀の民主主義」という本を読み始めています。
まあ、ついていけてないのも、多分に年のせいなのでしょうが・・・。

本の中では、「民主主義はいま瀕死の状態にある」といわれます。
やはりそうなのか・・・、私の錯覚ではなかった。そして、選挙は民意を反映しないし、いくら若い世代の投票率を上げても政治は変わらない。

これを変えるには、これまでとまったく別のやり方が必要なのだ・・・と。

たとえば、人の無意識などを大量に集めデータ化してアルゴリズムで導き出す・・・。
このあたりで、絶望的な気持ちになりました。ああ、やはり私にはついていけない。

「声の網」や「火の鳥」を読みたくなる

そして、ふいに星新一の「声の網」や、手塚治虫の「火の鳥」未来編などを読みたくなりました。

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「声の網」は、電話網によって個人情報まで把握され行動を指示される話。「火の鳥」未来編は、コンピュータに支配される二つの国が、コンピュータ同士のいがみ合いによって戦争に追い込まれ滅びてしまう話です。

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これは、人類の悪夢ですし、人間はそんなことを起こすほど愚かではないとずっと信じてきました。
でも、最近、ウクライナや国内で起っていることを思うと、ほんとうにそうなのか、と疑問がわいてきました。

そんなことで頭がもやもやしてきて、YouTubeでリヒテルの弾く「平均律クラヴィーア曲集」(バッハ)を聴いています。リヒテルの平均律を聴き出したのは10代の頃からです。

不安になったり、頭の中がぐちゃぐちゃになった時など、聴いていると、自然に心が穏やかになっていきます。物事が収まるべきところに収まっていくような、そんな感じです。

それは、今でも変わりなく、決してクラシック音楽に詳しいとか、そういうわけではなく、今はクラッシックならバッハ、ジャズピアノならビル・エヴァンスくらいしか聴きません。

でも、好きな音楽があるというのは心の慰めになるのは間違いないですね。ずいぶんこの曲に慰められました。
最期には、リヒテルの平均律を聴きながらあちらに行きたい、なんてバカなことをつぶやいたこともありましたたっけ・・・冷汗

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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