流罪になった全成のもとへ現れワナを仕掛ける比企能員。この悪役ぶりがすごい。でも比企能員は本当にそんなに悪者だったの? 写真は比企能員の屋敷跡に建てられたと言われる妙本寺。

妙本寺は1260年創建、源頼朝に仕えた御家人比企(ひき)能員(よしかず)の屋敷跡に建てられたお寺として有名です

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

鎌倉殿の13人、その30回では、頼家を呪詛したとの謀反が明るみになり、阿野全成(新納慎也さん)が常陸の国へ流罪になります。善人全成が追いこまれる姿が哀れでした。

 そんな全成のもとにのこのこと現れる比企能員(佐藤二朗さん)。
手には何やら怪しげな呪詛の小道具を持ち、「これで鎌倉殿を呪詛してくれ」と頼む能員。なんということか・・・・・・。
一番の腹心、頼朝の乳母夫の能員が、ほんとうに頼家を呪いたいのか。ワナなのか。震える全成。

比企能員の悪役ぶりが凄い

それにしても比企能員のなんという悪役ぶり。相手をワナにはめようとする表情のしたたかさ。これほど比企能員をにくにくしげに演じられた役者さんがほかにいたでしょうか。

やはり悪い予感は的中し、能員のワナだったことがわかり、全成は首をきられることに。

だいたい占いは半分しか当たらず、最初の登場の際には九字を切っても嵐を起こせず、みんなに怪訝な顔をされた全成だが、ここでは違った。

まるで天地が怒るように嵐がおこり、雷鳴が鳴り響く。
嵐に打たれながら最後に願をかけたこととは、呪いでしょうか・・・それとも妻の無事を祈願したのでしょうか。

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「その時のようすを全部話して」という実衣(宮澤エマさん)の言葉に泣けましたね。愛する夫の最期に寄り添いたいという、実衣の意志と愛を感じました。

全成は大河の中では、穏やかな人と描かれていますが、もともと悪禅師と言われたくらい勇猛な人だったようです。どんな気持ちで鎌倉で暮らしていたのでしょうね。

北条家の姉妹愛と義時の決意

そして、実衣の身にも危険が及びそうになったとき、
「あなたの身は私が守ります」
という姉、政子(小池栄子さん)のりりしさが嬉しい。

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「その(白い法衣)下はどうなってるの」
と甘えて見せる実衣もかわいい。姉妹のあいだが元にもどってほんとうによかった。

一方、「いよいよ北条と比企の一騎打ちか」と義時(小栗旬さん)。そして、
「何をすべきかようやくわかったのです。悪い根を絶つ、この私が・・・・・・」

という言葉に、鎌倉を守ろうとする強い意志を感じました。それは政子も同じ。

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素朴な地方豪族の姉弟が、ついにここまで来てしまったのですね。次回からさらにあと一歩、あちら側に行ってしまった義時の姿を見られそう。
小栗旬さん義時、ぎりぎりと自分を追い詰めていく演技が実にうまい。この徐々に変わっていく表情の変化が本当に楽しみです。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも大河について書いていますので、目を通していただけましたら大和委です。

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