辻仁成さんの「グラスウールの城」。失われた音をさがす旅へ

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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辻仁成さんの「グラスウールの城」という小説の紹介です。

主人公はレコード会社の制作ディレクターで、日々、幻聴に悩まされています。10年来の恋人ともうまくいかず別居するはめに。
 幻聴は仕事によるストレスなのでしょうか。

そんなとき職場で、デジタルで拾えない、アナログの音を集めているという男に出会います。
そして、蓼科の森で録音したというレコードを聞かされます。
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無音と思っていた中から、やがて静かに、森の音が立ち上がってきます。葉の擦れ合う音、木々の梢の間を抜ける風の音。音の豊かさに驚かされる主人公。人は、いつから自然の奏でる音を聞けなくなってしまったのでしょう。

主人公は男と共に、北海道の紋別に流氷鳴りを聞きに行く決心をしますが、それは音に宿る神を探し求める旅でもありました。

グラスウールは室内で、吸音材として使われる物質のこと。

デジタル世界になって失った音とはなんでしょう? そして自然と人間など、私たちが今の社会で失ってしまったものの重みについて改めて考えさせる作品になっています。

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにもいろいろ書いていますので見ていただけたら幸いです。

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