白すみれと、5月のすみれ売り

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こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

春の時期によく、「白すみれ」という薄田泣菫の詩を思い浮かべます。

白すみれ   薄田泣菫

忘れがたみよ 津の国の
遠里(とおざと)小野の 白すみれ
人待ちなれし 木のもとに
摘みしむかしの 香ににほふ

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古風なやさしい詩と思いますが、力強さもありズムが感じられて、私はこの詩がたいへん好きです。

なんとなく唱えていて
気がつくと何度もくり返していっています。

 心の中でですが 笑

5月は音楽学校生の「すみれ売り」

すみれといえば5月は、宝塚音楽学校生のすみれ募金、
「すみれ売り」を思い出します。長女さんが予科生の頃は、
初めて化粧して袴姿で大劇場の前に並ぶというのでドキドキでしたね。

話の種に、私の母も一緒に連れていったのですが、
「まさか孫の、こんな姿を見るとは驚きました」♥
「そうですね」
「長生きするといろいろなことが・・・」
と、同期生のおばあちゃまと盛り上がり、
わくわくドキドキの感想を話し合っていました。

予科生のとき
本科生のとき

今は一児の母になった長女さん。
 (夏城らんか といいます)
当時のことをあまり深く話し合ったことはないのですが、
たまに初孫娘ちゃんに、現役時代の写真を見せると、
不思議そうな顔をするものの、ちゃんと、

「これ、ママ!」
と、いえます。
やはり親子の絆はすごい 笑

今は、植物療法の勉強をして資格を取り、以前とはまったく違う生活なのですが、きっと、「お客さまに喜んでもらいたい」と一心にがんばったあの経験が、今の仕事にも生きているのではないかと思っています。

春の4月、5月は、若い人々の新たな旅立ちの時期でもありますね。
どうそ、若い皆さんの新生活が、これからも幸せいっぱいでありますように。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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