「ガリバー旅行記」には、不死の人のいる国が出てきます

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こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「ガリバー旅行記」は、子どもの頃にほとんどの方が読まれていると思います。
この中に、不死人間の生まれる国が出てくるのをご存じですか。

日本に向かう航海で、ガリバーはラグナグ国へ立ちよります。
そこで知り合った人に、この国でたまに生まれる、ストラルドブラグという不死人間の話を聞きます。
ガリバーは「すばらしい」といいます。長く生きた人々の英知はどれくらい社会に役立つでしょう。

けれど友人はとんでもない、といいます。
ストラルドブラグの人は、途中までは普通の人と同じですが、やがて老化して認知症が進み、生きる屍のようになるそうです。そして心身の不調を抱えながら死ぬこともできず、社会の片隅でひっそりと生きていくのだそうです。

そして、不死の人々はこういいます。

「死ねるのがうらやましい」

年をとっても生き続けるということは、心身の衰弱、苦痛、人格の破綻などいろいろあると思います。

人生100年時代といわれる今、長寿はいいことだ、とされてきました。
健康ならばそうかもしれませんが、寝たきりになってもそう思えるのでしょうか。

超高齢社会に向かう今、尊厳ある終末期についても考えさせられました。

今日も拙ブログを読んでくださりありがとうございました。
ほかの記事にも、目を留めてくださいましたら幸いです。

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