「この○ゲー」という言葉から思い出した、三年前のわが家の出来事です
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
「この○ゲー」という言葉から思い出した、三年前のわが家の出来事です
3年前の秋、京都に移住した次男さんの案内で京都見物をした。

最初の日、下鴨神社に参拝した。
下鴨神社と鬱蒼とした森は、平安人の心の安らぎにもなっていたようです。
本殿に向かう途中に河合神社があります。祭神は玉衣姫命(たまよりひめのみこと)で、美人の社としても有名です。サッカーでおなじみ八咫烏(やたがらす)も祀られています。

案内板の前で夫と次男さんが立って見ていた。二人ともサッカー経験者なので、サッカーと八咫烏の解説などに興味をもったようだ。それで私は、二人を写真に撮ったのだ。
そして、若葉台に帰ってから、写真をたくさん出してパソコンに送った。川井神社でのその一枚を見ていたら、夫の後頭部が薄くなっているのに気がついた。
ブログとかに、それを載せようと思っていたのだけれど、後で夫が見たら薄いのに傷つくかなと思い、これは余計な配慮なのだがその後ろを、加工してモヤモヤと黒くしてみた。
すると、なんとなく髪があるように見えたのでそれをアップした。
そして、軽く、
「ブログに写真をアップしたわよ」といった。
その少しあと、夫が顔色を変えて部屋に入ってきた。
「どうしたの」
「なんか、頭の後ろに変なのがいる」
「え、変なの・・・!」
「うん」
まるで、お化けでも見たような顔だ。
思い当たって、すぐにブログを開いた。
「これ・・・」
夫が気味悪そうに写真を指す。
「後ろに黒いモヤモヤしたのがいるだろう」
わたしは気がついて、
「あ、これね。実は、ここがちょっと・・・」
「え」
「薄くなっていたから、目立たないように黒くたのよ」
かなりばつが悪い(__;)
「そうか、加工したんだ」
「そうなの」
たしかに見ようによっては、頭の後ろに黒いのが取りついている、怪しい写真にも見える。
夫は情けなそうな顔である。
「ごめんなさい、すぐ直しますね」
画像をもとの写真に戻した。
夫は釈然としないままに去って行った。
高齢になってくるとこんな余計な配慮をしたりもする。
だけれど時々他の場面でも、写真を写していて後頭部が気になることがある。
「きっと、ご本人は気がついていないだろうな」
と思えば、無理にその写真を掲載するのは気が引ける。けれど後頭部が薄くなるのは自然なことで、自分だって、だいぶ髪が薄くなっているのだから、お互いさまなのだ。
夫にいらぬ気をつかったばかりに傷つけたようで反省している。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。