森茉莉さんの小説に「甘い蜜の部屋」というのがあります。この中で父の鴎外はまるで「愛の、がっこう。」の父のように過保護です
こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「愛の、がっこう。」の話から、妻や娘を力で抑えつけるお父さん、その実娘が可愛くて過保護になってしうまう父親のことを書きました。
ところで明治の文豪、森鴎外には、森茉莉という娘がいました。
この娘の森茉莉さんの小説に「甘い蜜の部屋」というのがあります。これはご自分と父の森鴎外とのことを書いた小説のようです
茉莉さんは、お父さんの鴎外に溺愛されて育ちました、その育った家ではまるで甘い蜜の部屋のように、父親の甘く優しい愛情に包まれていたわけです。
茉莉さんの結婚相手の家もエリート家庭なのですが、茉莉さんはお嬢様として育てられ家事は一切できなかった。鴎外は男の子には厳しかったようなのですが、娘には、結婚したら相手の家で苦労するだろうからと家事をさせなかった。それでOK真家に嫁がせたのですね。
そんなわけで、ときどき台所の勝手口から母親がやってきて、洗い物などを預かって帰り、きれいに洗ってもどしたそうです。
まるでお母さんがお手伝いさんのような立場に見えます。このお母さんは弱そうで実は娘を守っている強い母です。
「愛の、がっこう。」でもそうでした。
妻は夫に従っているように見えて、やることはしっかりやる。夫に造反もする。お父さん、ほんとは妻と娘がいなければ、存在すすることもできないくらい弱い存在なのだ。だから娘を理想の女性にすることに注力し、せっせとボトル内に帆船を作るしかないのだ。
妻は何でも聞いてやって、夫に従っているようにみえる。妻が認める範囲内で。でも、娘を閉じ込めるとなったら、お玉で夫を殴りつける妻に変貌するのだ。まるで、悪いことをした子どもにお仕置きしているように。
実は、男性はみんな弱い存在なのかも知れない。いくつになっても。だから家庭内で、せっせと高尚な趣味に熱中していなければいけないのだ。
昔は、年頃になると周囲の者が適切な娘を見つけて妻にしてやった。それにおよって、はじめて男性は社会の中に居場所ができ、くっきりした輪郭をもった一人前の男性になるのだ。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。