きれいなピンク色の壁紙のワンルームマンション。そこに住むのは、83歳の一人暮らしの女性
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こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。
きれいなピンク色の壁紙のワンルームマンション。
お部屋の中は、全体に明るい色で統一されている。
そこに住んでいるのは、八十三歳の一人暮らしの女性。
このひとには娘さんが二人いる。
このワンルームを用意してくれたのは二人の娘さんたちだ。
「夫を看取った83歳。初めてのワンルーム暮らしは淡いピンクで統一」
![](https://yukinovel.net/wp-content/uploads/2021/12/KbBJpeAE.jpg)
娘さんたちは、この部屋で母親が明るく過ごすことを願い、この部屋を用意したのだろう。
そして、母親はきっと自分の最後の住まいになるこの部屋で、
娘たちの意向に沿って、明るくいきいきとした老後を過ごそうと決意して、
このピンクの部屋に引っ越してきたのだ。
生きることは老いること
「生きることは老いることであり、老いることこそ生きることだ。」
と、三島由紀夫は「天人五衰」の中に書いた。
老いるとは、人生の終着点に向かっていくことだけど
60代も終わりのこの年になると、まるで老いそのものが人生のように思える。
ここをどう自分らしく生きるかによって、人生をよかったとも思えるし、
ひどい後悔にさいなまれることもある。
考えてみれば恐ろしい。
決めるのは自分自身。自分の人生には重い責任がある。
さらには、その人の生き様が、家族や知人や周りの人にまで影響していく。
いつも笑顔でいよう
たとえば、子や孫がいるとして、
「あの時、お母さんはこう言った」などと言われることがある。
その言葉が、わが子を傷つけなかったかとひやりとする。
また、孫娘に会っているとき、いつも笑顔でいようと思う。
人生を明るいものととらえられるように。
悲観的になるような暗い表情や、マイナーな言葉は使いたくない。
自分の人生を明るい色彩で彩ってくれれば、と思う。
人は日々老いに近づいていく。そして、いつしか、
老いのほうで人を迎え入れてくれるようになる。
せめて、あせらず、少しずつ老い支度をしていこう。
私はあわてんぼうなので、その瞬間に、あ、ガスの支払い忘れた、とか、
しまった!冬物の服を準備してなかった!
とか、思うのではないかとらハラハラしている。
生活の面でも、心の面でも心貧しい老後にならないように、
くれぐれも注意が必要かもしれませんね(^_^;)
今、いろいろな人や政治が、高らかに「人生百年時代」をうたいあげていますが、
結局、老後の生活や、老後の孤独と向き合えるのは自分しかいない。
こざっぱりとしたサーモンピンクのワンルームで過ごす方が、
いつまでも幸せに、
老後のゆったりした時間をいきいきと楽しく過ごせますように♥
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、
ぜひそちらにも目をお通しください。
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