若い二人を見つめる、詮子さまの表情が怖すぎる 光る君へ

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

光る君へ。第13回。前回より5年の年月が流れた。

今回は、定子(高畑充希さん)の入内から。
緊張した帝の横で、扇で顔を隠しながら変顔をしてみせる。かくれんぼで定子の着物の中に隠れてしまう一条天皇。たまたまやってきた皇太后詮子はそれを苦々しげに見つめる。

姑と嫁の関係(叔母と姪ですが)今後一波乱ありそうで心配です(汗

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また、定子さまが髪を洗って、乾かしていたところに帝がお出でになり、茶目っ気たっぷりな定子さまはその長い髪で、帝をぐるぐる巻にしてしまったという逸話も。しばらくこの方を中心に、サイドストーリーが展開していくのだろうか。

まひろの職探し

父を助けようと就職活動をするまひろ。けれどいずれの邸でも断られてしまう。この時代にもあった就活?貧しい貴族の子女はこんな就職活動をしたんだろうか、と思わせるところにもこのドラマのおもしろさがある。

そんな、まひろの境遇を聞き及び、相談に乗る倫子さま(黒木華さん)。
道長と倫子の間には、彰子ちゃんという可愛い姫まで生まれている。この姫と対面したまひろ・・・、愛する人の子、可愛いけれどつらい。心中複雑な心境だったろう

それでもいずれ教育係として、「源氏物語」の作者として、この姫を強力にサポートするようになるとまでは思っていなかったはず。

帰ろうとするところで、ばったり道長に遭遇してしまう。次回ここでどんな会話があるのか、ハラハラする。どうぞ二人の関係が倫子さまに気づかれませんように。

実資 ついに道長に注目する

今回、道長が「民は国のいしずえ・・・」と、きっぱりと意見を述べるシーンがあった。
そのために、まひろとも別れて、国のために尽くすことを決意した道長ですものね。
藤原実資(秋山竜次さん)が、「え、こいつ・・・もしかして」みたいな顔で、あらためて道長を見つめるところがツボでした。

このあとも、実資は、道長につかず離れず、言いたいことはいいつつ、道長を支えることになる。私のイメージでは実資は、痩せていて、笑 くそ真面目のような人でした。

でも秋山さんは、厳しいことをいいつつも、どこかユーモラスで憎めなく、平安貴族でなさそうなその風貌が、却って物語の面白さを醸し出しているようにみえます

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宣孝のど派手な衣装

そして、もうひとつ気になって仕方ないのは、宣孝(佐々木蔵之介さん)の態度ですね。
いつぐらいから、まひろを自分の嫁さんにと考えるようになったのか・・・。今回、父の為時(岸谷五朗さん)が、
「おまえの息子を、まひろの婿にどうだ?」
と提案しても、全然乗り気でなかったのは、やはり、このころからまひろを自分の妻に・・・と考えていたのだろうか。

宣孝さんは、実際にも明るく派手好きな人物だったようです。今回のドラマでも、御嶽詣の帰りにといってまひろの邸に現われますが、その衣装のど派手なこと・・・。

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後に、清少納言は「枕草子」のなかでこのときの衣装について酷評、紫式部がそれを恨みに思い、
紫式部日記に「あんな漢字の教養をひけらかすような人の人生は、ろくなことにはならないだろう」と書いてしまったのではないかといわれます。

本当にそうなのかどうかはわかりませんが、ドラマの中では、二人の関係は今のところ平常のようです。笑

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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