福建省の土楼(どろう)は、数百家族がいっしょに住む巨大な建築物。団地とどうちがう?

ウィキペディア(Wikipedia)から 福建土楼

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

「土楼 (どろう)」と聞いたとき、最初は何のことかわかりませんでした。
「大きな土でできて丸い家で、中に何百人もの家族が住んでるんだよ」(次男さん)
え、え?
それって、飛騨高山にあるような?
「いや、そうじゃなくて、中がいくつもの家に分かれていて、もっと、もっと、たくさんの人が住んでるんだ」
ウィキぺディアで調べて、ようやくその全貌、いえ(^_^;)ようやく、一部がわかりました。

土楼は、巨大な団地の建物のようだけど

それは、中国の福建省にあり、円形や方形などの形をした巨大な建物なのです。
もともと北方から移り住んできた客家(ハッカ)の人々が、この地につくった、一族がまとまって住むための集合住宅とのこと。
まわりを幅1メートル80センチ~1メートルほどの土壁でぐるりと囲んでいて、外的の侵入を防いでいる。
そういう意味で巨大な要塞のようなのですが、その内側には広い中庭があり、井戸や祖先を守る祖堂が置かれています。
また、中庭をぐるりと囲んでいくつもの瓦屋根の木造の家(部屋?)が連なっています。

写真で見ると、外側は堅牢ですが、中は意外にもくつろいだ庶民的な人々の住まい。
気さくな雰囲気で、ひとつの村のようにも、巨大な長屋のようにも見えます。

また、一族の住む土楼は、いくつかそばにまとまってつくられているとのこと。
これらの土楼は世界遺産にも登録されています。

ウィキペディア(Wikipedia) から 裕昌楼の建築構造

あ! このような住まい、どこかに似てるような。
私の住んでいるマンモス団地 若葉台も、10~14階建ての高い建造物が並び、
1つの棟の中に、70~100家族の住んでいます。
けっこう似ているのかもしれません。

ただ住人は、一族郎党ではなく、各地から集まってきた人々。
また、外敵(^_^;)を防ぐ必要もない。

城壁のように堅牢なのは地震に耐えるため。
住人同士のつながりというより、それぞれの家庭の独立がまず大事にされています。

若葉台団地 (横浜若葉台)の建物群

もし客家(ハッカ)の人々が、この団地に住んだらどう思うでしょう・・・。
こぎれいだけど、家族ごとに分断され過ぎてる! 
もっとみんなでつながりたい、って思うかもしれませんね。

土楼に共同体をつくっている人々は、
助け合ったり、なんでも相談し合って決めてきたのでしょうか。
最上階に長老が住んで、そこから、土楼内部に目配りしてるとも聞きます。
やはり土楼の中の人々は、ひとつの巨大な家族なのでしょうか。

さて団地の中で、こんな密な人間関係をつくることはできるでしょうか。
そしてまた、どちらが幸せなのか・・・。
住まいの構造が、人間関係や社会構造にまで影響してくるとしたら、
本当に興味深いですね。
どんな住まい方がいいのか、自分は住まいに何を望んでいるのか、
じっくり考えてみたいところです。

最後までよんでくださりありがとうございました。
ほかにも日々の思いを書いていますので、ぜひ読んでみてください。

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