長女は就職次女は大学に進学。学費の心配も夫婦の老後の蓄えも心配ない。そんな羨ましいような境遇の方の悩み?

こんにちは、ゆきばあです。毎日ブログを更新しています。

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読売新聞「人生案内」の相談から

この相談者の方は、長女は社会人になり、次女は大学に進学。
とりあえず学費の心配も、自分たち夫婦の老後の蓄えもある
という、羨ましいような境遇です。

なのに今となっては、趣味も楽しくない、
何をしていいかわからない
心にぽっかり穴が空いたようで、
このまま年を取っていくと思うと恐ろしい、といっています。

きっと同年齢やもっと上の年の人たちから見て、羨ましいような境遇です。

なんて幸せな境遇?

世の中には、子育てがうまくいかない、
わが子が引きこもりになった、
老後資金が足りない?そういう悩みに溢れています。
それにくらべたらなんて幸せ?


この方がこれまで余暇にやってきたのは、
本当にやりたかったことではなく、
単なる暇つぶしといって悪ければ、
ちょっとした楽しみでしかなかった。

生きる上での本質に関わることでは
なかったということなのでしょう。
だから後半生は、本当の自分探しの人生になるのかも。

そこで心の奥底にある、思いがけない自分を見つけ、
思わずゾクッとするか 笑、または嬉しくなるか?

それが本当の自分なら、生きているうちに
真の自分と対面できるのは、
やはり幸運といえるでしょう。

圧倒的な小川さんの回答

回答者の小川仁志さん(哲学者)は、
スイスの精神科医カール・ユングの考えを紹介しています。
老いに直面したら、「価値の値踏みのし直し」

が、必要だというのです。

「自分には何ができるか、何をすべきか」
それを再度考え直すことが必要だと。

私の年齢の人間から見ても、
考えさせられることの多い回答でした。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。ほかにも日々の思いを書いていますので、目を通していただけましたら幸いです。

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